大佐の遊び場

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磁力で遊ぶホッケーゲーム「クラスク」を買いました。

 今回は磁力で遊ぶホッケーゲーム「クラスク」を購入しましたのでその感想などを書きたいと思います。

 このゲームは友人のブログなどでも結構見かけており、見た目とゲーム性から「絶対面白そう」と思えるデザインのゲームで前々から欲しかったものです。

ゲームの概要

 ゲームは自分の自分のマレット(ラケット)を操り、ボールを相手のゴールに入れるゲームです。6点取れば勝ちです。

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画像は公式サイトからお借りしております。

 マレットの後部にあるのがゴールでこの中に球を入れることを目的とします。またコート内3か所にある白いコマは球やマレットを素早く当てた時に動くようになっております。このコマはマレットの磁力でくっつきます(素早く弾けばくっつかない)。

 白いコマを2つくっつけられてもダメなので、ただの単純なホッケーゲームになっていないところが面白いところです。

 相手のコートに白いコマを送り込んで相手の行動を制限するなど、戦略性もあるので単なるホッケーゲーム亜種にとどまっていないと思います。

 

 また、ホッケーゲームはゴールがコート外部にありますが、このゲームではゴールはコート内にあるのも特徴です。マレットがゴールサークル内におっこちてしまうこともあるのですが、それをやってしまうと自殺点になります。

 

 要は以下の条件を満たすと得点します。

1.相手ゴール内に球が入った状態で安定すること(一旦入ったが飛び出したのはセーフ)。

2.相手マレットがゴール内に落ちること

3.相手マレットに白いコマを2つ以上付着させること

4.相手マレットがこけたりなどして操作不能状態になること

 

 コート内にあるので最初のうちはかなりうっかり自殺点が発生します(笑)。このコート内にゴールがあるのもホッケーゲームとの大きな違いですね。

 先述の白いコマを送り込む戦術と合わさるとかなり行動が制限されやすいです。この2つのシステムにより単なるアクションゲームではなく、戦略性のあるスポーツのようなゲーム性になっていると思います。

プレイした感想

 ボードゲームはまずルールを覚えるところが大変ですが、シンプルなルールで説明に3分~5分もあれば終わります。超シンプル!すぐ遊べます。

 

 今回は2人とも初心者だったので2人ともわりと自殺点が目立ちました(笑)。なれるまでは自殺点は結構起こります。1ゲームあたりはわりとスムーズに終わるので、続けてもう1回と遊びたくなる中毒性があります。むしろ、止め時が難しいぐらいです(笑)。

 2~3セット先取ぐらいで遊ぶと良いかもです。

 

 基本的には技術の高い人が勝ちやすいゲームなので実力差の激しい2人で遊ぶと厳しいかもしれません。性質としてはスポーツに近いので。

 ですが実力の近い人同士で遊べばその面白さはすぐにわかると思います。シンプルで楽しいゲームです。

 またこの「クラスク」は世界大会もあるぐらいです。詳しくは公式サイトをご覧ください。

 

■クラスク公式

http://www.diablock.co.jp/klask/

難点

 一番のネックは値段とゲームの大きさでしょう。箱はうちの猫が2匹は入りそうなぐらい大きいものですし、ゲーム盤もA4の紙2枚分ぐらいはあります。結構大きいですが、重量自体はそれほどでもなく軽いと思います。

 また値段も結構します。僕は6300円(キャッシュレス決済割引込み)ぐらいのを買いましたが、なかなかお高い部類に入ると思います。ちょっと思いきらないと買えないですね。3980円ぐらいならもっと気軽に人に勧められます。

 

 またゲーム器具の紛失のリスクですね。これはボードゲーム全体にも言えることですが、ゲーム性的なリスクがあります。

 ゲームしていると白いコマは結構場外に飛び出すこともあり、紛失のリスクがそこそこあるように思います。一応スペアが1つ付属してはいますが、いつかは無くしそうです。

 一応スペアのパーツも売ってはいます。よく遊びそうな人は絶版リスクに備えて少し多めに買っておくのもありだと思います。

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こんな感じのが売ってあります。

おわりに

 「クラスク」は買ってみる前に想像していたワクワク感が通りのゲームでした。実際遊んでみると想像していたよりも難しく、そしてエキサイティングなゲームでした。

 どれぐらい遊ぶかは謎ですが、プレイゲーム基準の評価ならば現状10点満点中6点(平均的なゲーム、遊び甲斐がありプレイするだろう)はあります。現状かなり7点(良いゲーム。大抵プレイしたいゲーム)に近いです。

 

 このゲームはボードゲーム畑の人間向けの記事ではありません。多くの人にお勧めできます。ゲームセンターによくある「ホッケーゲーム」や「ワニワニパニック」ぐらいシンプルで誰でも楽しめるゲームです。

 頻繁に遊ぶ機会があれば飽きやすそうなデザインではあるけど、同じぐらいの実力の人と遊べれば非常に楽しいゲームです。よろしければ是非遊んでみてください。

 

KLASK(クラスク) 【2019リニューアル】

KLASK(クラスク) 【2019リニューアル】

  • 発売日: 2019/11/10
  • メディア: おもちゃ&ホビー