大佐の遊び場

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大阪旅行記「第7回吹田ボードゲームクラブ」参加記録

 こんばんわ、大佐です。今回は大阪旅行記の最後として一番注目度が高いであろう、吹田ボードゲームクラブに参加したお話をしたいと思います。

 当記事では遊んだゲームの簡易レビューと感想を中心としております。会の雰囲気等も伝えられればと思っております。それではお楽しみください。

【目次】

 会場の位置等

 地理的な話は大阪旅行記1日目分でお話したので、重複する箇所もありますね。御堂筋線江坂駅から徒歩10分ぐらいです。公共交通機関を使った場合、結構歩く必要があります。googleマップのナビ機能で迷わない程度には簡単にいけます。

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吹田市立 市民センター 豊一市民センター 会の公式サイトよりお借りしてます。

会場の雰囲気等

 和室を一室借りて使わせてもらいました。会場はとても広く優に20人は収容できる広さがありました。コロナ禍で密度が高すぎないように人数調整されて12名の定員になっていましたが、本来は20人規模で利用する部屋なんだと思います。

 この日の参加人数は9名でした。3名×3卓案が出ていましたが最終的に、4人と5人で別れました。あと1人後から来られて総勢10名での開催となりました。

エスト・オブ・アフリカ

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画像はボドゲーマさんから、アフリカ西部開拓ゲームです。

【ざっくり解説】

 ボドゲーマさんにレビューとして投稿しておりますので詳細含む、ゲームレビューはこちらからどうぞ。

bodoge.hoobby.net

プレイレポート

 まず第一の感想はルールが多く、実際に1ラウンド動いてみるまでゲームの動きがつかめませんでした。いきなりバッティングして第一ラウンドでお金の争いで脱落してしまいます。これは厳しい!

 このゲーム実はベストは3人なのですが今回は5人でプレイとなります。5人でやるとまず島の数が足りない印象です。なので地獄のようにバッティングが厳しいゲームになっています。無理やり4人、5人に別れたのは失敗でしたね。申し訳ない。

 

 第1ラウンドでもろにバッティングで不利益を被り、第2ラウンドでは状況把握が追い付かずにアクションを決定してしまいました。都合、ほぼ丸々2ラウンド損してしまいました。

 このダメージがずっと響き、トップ争いに参加できる見込みは皆無になります。 

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ゲーム中盤。僕は白色です。第一、第二ラウンドと下手打ったので沈んでいます(笑)。

 そんな中、弟がうまく立ち回り商品をお金にし、どんどん点数を稼ぎます。終了トリガーの25点に一番最初に手が伸びたのは弟でした。

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終結果弟が1位、僕はビリ争いからの3位でした。

 一方僕はなんとか3位まで順位を上げられました。というのも最終ラウンドで皆やることがほとんどなかった中、僕だけやることがあったためです。これもわりとどうかと思いました。

 ボードゲームあるあるの1つだと思いますが、最終ラウンドでできることが少なすぎるゲームってよくありますね。このゲームにもそれが当てはまりました。

感想

 3人で遊ぶべきですね。5人で遊んで評価するのはなんか違う気がします。とはいえ、人数増加に対しての調整は甘いなと思いました。ラウンド毎の植民地の建造可能数の増え方は明らかに足りませんし、植民地が建築可能な島が少なすぎます。

 また小さな島2つはほとんどゲーム中使われない印象がありました今回は僕が知らずに使ったのですが、おそらく使わなくても問題なさそうでした。

 

 あとは島カードとアクションカードをセットで使う必要があること。コマの位置・島カード等をきちんと把握したうえでアクションを決定する必要があること。などちょっと何かしらの確認ミスが構造上起こりやすいなと思うゲームでした。

 2回目からが本番のゲームですね。今度プレイすることがあれば、3人でプレイしてみたいです。

ラミー17

 ここで10人目の参加者の方がゲーム中に来ていたのですが、間が悪く1時間後にまた出直すとのことでした。その方のために時間合わせで『ラミー17』を1ラウンドだけ遊びました。

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クニツィアの『ラミー17』です。

 1ラウンドだけなので詳細は割愛します。このゲームに思うことは条件達成で貰えるボーナスカードの登場枚数が多いと思います。このせいで何をして良いのかやや複雑に感じがちです。

 この特殊カードだけはクニツィアらしくないなと思います。カードを引くのとノックだけのシンプルなゲームとして一度遊んでみたいなと思うゲームです。

レーベンヘルツ旧版

 自分持ち込みの『カタンの開拓者』トイバーの絶版名作の「レーベンヘルツシリーズ」の旧版をプレイします。『レーベンヘルツ』は新版と旧版があり、よく区別するために新版は『ドメイン』と呼ばれて区別されていますね。

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トイバーの『レーベンヘルツ旧版』です。

【ざっくり解説】

 感想とレビューは是非こちらの記事もご覧ください。

bodoge.hoobby.net

プレイレポート

 今回は3人プレイなのでスタートプレイヤーが2つアクションできます。なので明確にスタートプレイヤーが多いと有利ですね。最初は手堅く自分の陣地を伸ばしながら、大きくもなくば、小さくもなく陣地を確定させていきます。

 

 このゲームでは柵の使い方が重要です。柵は誰のモノでもないので人の置いた柵を使って陣地を確定させることもできます。うまくアシストにならないよう柵を配置したいです。

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中盤の様子。赤色です。黄色の方と首位争いをしていますが、一歩遅れています。

 やっていて思う一番の『ドメイン』の違いは間違いなくアクション仕方です。2番目に大きく違うのは巨大陣地を確定させても、それを守る術がないとダメなことです。

 というのも陣地確定時の得点よりも、陣地喪失時の失点の方が大きいからです。大きな陣地を確定させるときは必ず守りのことを考えないといけません。

 

 中盤からお金を支配してゲームの流れを有利に進めます。なのですが最後の最後に致命的なミスをしてトッププレイヤーの方に交渉でお金を渡してしまいました。このミスが響いて2位に。最後まで走り切れないあたりまだまだですね。

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ゲーム終了時の盤面。次期支配者は灰色プレイヤーの方でした!

感想

 基本的にカードをめくってアクションの決定バッティングの処理の流れを延々やります。この流れに少しうんざりするところがあります。

 ゲーム中盤以降はお金が厳しく、軍拡アクションが増えるよう調整されていたり、盤面の変化で楽しめるようにはなっていますが、いささか冗長に感じます。

 

 悪くはないのですが、ちょっとゲームが長い印象があります。『ドメイン』はカードをお金で買ってプレイするだけのシンプルなゲームになっていて、柵の使い方が大切といった具合なので、僕も『ドメイン』の方がいい派かもしれませんね。

 今度遊ぶときはベストの4人で試してみたいと思います。ドメイン』もそのうち機会があれば再評価してみたいゲームに加わりました。

テキサス・ショーダウン

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トリックテイキングゲームの意欲作。『テキサス・ショーダウン』です。

 最後に夕食までの時間調整としてトリックテイキングゲームの意欲作、『テキサス・ショーダウン』を遊びました。

【ざっくり解説】

 大阪旅行記2日目分に貼ったものと同じリンクです。詳細はこちら。

bodoge.hoobby.net

プレイレポート

 本日、ようやく自分の強みが活きるゲームに出会った気がします(笑)。シンプルなリスク管理と失点回避のゲームなので、すぐにどうプレイしていいのか理解しました。

 6人ぐらいで遊びましたが、多数派がキレイに別れる5人がベストだなと個人的には思いました。機会があれば5人で遊びたいです。

 

 一番素晴らしいと思うのがカードが各色1~15みたいなありがちな構成でないことです。各色事に枚数が不均等で何枚あって、それがどれぐらいの強さかが各カードに描かれています。これは画期的です。カード構成表を用意する必要もありません。

 数枚しかないカードもあるのでカウンティングもやりやすく、非常にユーザーに対して優しいな構造のゲームだなと思いました。良いゲームです。

 

 2ラウンド遊んだところで時間が来たので辞去します。既定の失点まで遊びたいと思うぐらいには楽しかったです。翌日ポチりました。

 会の雰囲気と感想

 全体的にゲーマーズゲームが好まれて遊ばれている印象がありました。会のオーナーのSpookyさんは『モンバサ』を遊ばれていました。長時間のゲームを持ち込みやすい雰囲気にあると思います。

 

 他に遊ばれていたゲームは『アズール:サマーパビリオン』、『アーキペラゴ』などがあります。

 『サイズ』や『テラフォーミングマーズ』、『アグリコラ』などを遊びたい人にはお勧めの会だと思います。ゲーマーズゲームが好きな人には強くお勧めできます。

インスト(ゲーム説明)について

 非常にわかりやすかったです。ゲーマーズゲームを中心に遊ばれている会なのか、インストは丁寧でわかりやすかったです。

 インストは会のオーナーやインスト役の人の上手い下手に大きく左右される要素があります。今回参加させてもらった「吹田ボードゲームクラブ」の水準は総じて高いです。皆、凄く上手に説明してくれました。

今日のまとめ

・吹田ボードゲームクラブはゲーマーズゲームが持ち込める会です。

インストのレベルは非常に高く、参考にするところが多いです。

・会場はとても広く快適でした。またトラブル率0%とのこと。

次回は8/16日開催とのことです。参加を検討されている方は是非!

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