今年も懲りずに竹田城跡に登頂!
こんばんは、大佐です。今年も兵庫県の観光地の竹田城跡にチャレンジしてきました。5年前ぐらいに初登頂して以来、結構気に入ってしまい、現在となっては毎年の体力テストを兼ねてチャレンジしています。僕の中の恒例行事の1つですね(笑)。
本当は一番良い桜の季節に登頂したかったのですが、コロナ真っただ中で断念せざるを得ませんでした。ようやくコロナ禍が静まってきつつありますね。この期を逃すまいと思い、チャレンジしてきました。それでは参りましょう。
【目次】
- 天気予報は怪しいが出発
- 竹田駅に到着
- ランチ
- 山城の郷まで
- とりあえず山城の郷!
- そしてさらなる高みへ
- ようやく登頂!しかしここからが地獄の雨
- 地獄の下山がスタート
- ようやく乗車、無事帰宅!
- 今日のまとめ
天気予報は怪しいが出発
ようやく秋も深まって、十分な涼しさになってきました。時間の確保もできたので、ちょっと天気予報は怪しかったのですがチャレンジを強行します。自宅を出発し、電車へ。
自宅を出てしばらくして、傘を持って出ていないことに気付きます。ここで引き返したら電車に間に合いません。まあ、なんとかなるだろうと思い、電車に乗車。しかし、この時の決断を死ぬほど後悔することになります(笑)。
竹田駅に到着
小一時間ほど電車に揺られ、竹田駅に到着。コロナ禍なのかGo toトラベルで遠方への旅行が人気なのか、心なしかいつもより観光客が少ないように思います。
到着したのは11時でしたがお昼を食べてから登頂するのがいつもの流れなので、お昼ご飯をまず食べることにします。
ランチ
竹田駅から徒歩10分ほどのところにある。蕎麦・うどん屋の「一心」にお邪魔してきました。基本的に自分が竹田城跡に登頂する時はここでお蕎麦を食べてからのチャレンジになります。ここに来るのも5回目ぐらいです。
基本は混雑時に来ないのでわかりませんが、座席数は多くないので注意が必要かもしれません。竹田城に車で来られる方が食事にくる印象です。
ここは蕎麦とうどんが売りですが、基本は蕎麦しか食べません。うどんは栄養価や肥満防止の観点から僕はお勧めしない食べ物です。
今日は嗜好を変えてざるそばの大盛を注文してみます。300円アップで大盛にできるのですが、出てきたのはかなりの量でした。
とはいえ、自分的には丁度良い量でした。さくさくっと間食してお店を後にします。ここからが長い登山の始まりです。
山城の郷まで
竹田城には徒歩の場合いくつかの登山ルートがあります。
1.南登山道 急こう配の坂道、タクシーがたまにすれ違う。駅から徒歩ならここ。
2.駅裏登山道 徒歩推奨ルートの最難関クラス。足場が悪い上、こう配も厳しい。
3.山城の郷 車で行く人にお勧め。徒歩なら間違いなく最難関。
4.表米神社登山道 未経験。駅裏登山道と似通ったものと予想しています。
ちなみに初心者は天空バスを利用して、バス停からの攻略がお勧めです。山城の郷から徒歩でも2.2キロなので、最初はこのどちらかがお勧めです。僕は後者で入門しました。
山城の郷まで徒歩で行く
しかし僕は山城の郷まで徒歩でいくルートでいつも登山します。これは超ハードです。上の地図でいうと右端に見えるアーチ橋(バイパス)の下をくぐって、山城の郷に登るコースです。
山城の郷まででも小一時間かかるので、真似しない方がいいでしょう(笑)。正直、狂気の沙汰です。体力お化けなのでこういうムチャができるだけです。
山城の郷前の急こう配ですさまじい息切れ
山城の郷まで登る途中に凄まじく息切れして、呼吸困難に陥ります。原因はマスクです。汗でマスクの通気性が悪くなり、呼吸が困難になるという地獄を味わいました。
コロナ禍特有のしんどさと言えます。少なくとも市販のマスクでなく、特殊なマスクが必要そうに思います。途中から周りに人が居ないのを確認して、マスクを外して登山しました。マスクをして登山は軽く死ねます(苦笑)。
とりあえず山城の郷!
なんとか急こう配を登り切り、一般の乗用車でこれる最終ポイントの山城の郷まできます。ここではお土産屋があったり、飲食店があります。
またお土産屋2回には展示物が展示してあり、竹田城の歴史などを学ぶことができます。歴史に興味があれば是非上がってみてください。
展望台近くの飲食スペースで缶コーヒーを片手に一休みします。お昼のツイートをしていたのはこの時です。ここは展望台があり、今まで登ってきたルートを一望できます。
そしてさらなる高みへ
ここからが本番です。2.2キロほどの登山道を行きます。自分が時速4キロほどなのでおよそ30分弱の計算です。しかし、後半はすさまじい急こう配が襲ってきますので、実際は40分~50分ぐらいかかります。
注意したいのは後半になるほど坂が厳しいので、序盤に飛ばすと泣くハメになります(笑)。
途中のセーブポイント
先ほどのバス停のすぐ近くのWCと書いてあるところがここです。駅南登山道からもこれます。ここから下って山城の郷にいくのが徒歩ルートの正しいお土産の買い方です。決して下道から登ろうとしてはいけません(笑)。
車で来られた方はここからが本番です。駅南登山道からの方は坂が急なのに十分慣れているかと思います。
最後の追い込み
ここからが正念場です。坂道も急になってきて、体力・精神力ともに限界を迎える人が多いでしょう。車やバスでこられた方も避けられない箇所なので、竹田城登頂の全員共通の難関とも言える箇所です。
かなりハードです。正直ガチの登山装備の方もちらほらいるぐらいです。カジュアルな恰好で臨むべきかは議論が分かれそうですが、自分は全然問題ないですね。
若い人は軽装で登る人も少なくないですが、若さゆえ無知なのかはわからないです。自分は若さと無知の両方からでしょうね(白目)。
ようやく登頂!しかしここからが地獄の雨
ようやく料金所に付きます。ここがゴールだと思う人が多いでしょうが、残念ながらまだまだです。竹田城跡そのものもアップダウンが激しく、足場もよくありません。直前の急こう配よりマシかな?ぐらいのレベルです。
途中ベビーカーで来ている家族連れが居ましたが、赤ちゃんは抱いて登るしかありません。見届けてはいませんが、おそらく大変苦労されることでしょう。
しかし、ここらでぽつぽつと雨が降り始めます。予報的には一時的なものだと思い、料金所の屋根の下で雨露をしのぎます。雨が弱まったなと思うところで、券売機で入場券を買い、いざ突入!
なぐるような豪雨、悪夢の始まり
しかしその見立ては甘かったと言わざるを得ません。城跡内に入ってから雨は強まる一方。雨露を少しでも凌ぐべく木の下でチャンスを伺います。しかし雨足は強まる一方です。
最高潮の時は斜めに殴るような豪雨が降り注ぎます。タオルも衣服もほどなくして、ずぶ濡れになってしまいます。
こんなことなら傘を持ってくるべきでした。電車一本遅らせてでも持ってくるべきでしたね。見込みが甘すぎました。
城跡内の写真
竹田城は日本のマチュピチュとか、天空の城とかなんかたくさんの通称があります。その一部をご覧ください。
地獄の下山がスタート
景色を楽しめたのもわずかな間でした。殴るような豪雨の中、傘を差した高齢の観光グループが前をゆっくり歩くのをじっくり耐えてあるきます。そして雨でぬかるむ下りのルートを足を滑らせないよう、慎重に急ぎます。かなりキツイです。
そこから雨に打たれまくりでずぶ濡れです。仕方ないので大手門まで一気に戻ります。大手門まで下ったところで雨はひと段落して弱まりますが、止む様子はありません。
衣服とタオルを絞れるだけ絞り、さらに駅裏登山道から下山して竹田駅を目指します。バスを使わないのは徒歩クリアにあくまでもこだわるからです。竹田城5週目の上級者の縛りプレイだと思って笑ってやってください。
一気に下り切り、ようやく駅まで移動しました。竹田駅は1時間に1本電車があれば良い田舎です。電車で来る時はかならず綿密な予定を立ててからこられることをお勧めします。今回は無計画に逃げるように下山したため、駅で40分ぐらいは待ちました。
ようやく乗車、無事帰宅!
ようやく地元行きの電車に乗車。濡れた服なので全身が冷えます。ズボンは待ちの間に渇きましたが、ジャケットは濡れたままです。地元まで帰り着いて、足のダメージが例年よりマシなことに気付きました。今年の体力テストは合格といえそうです(笑)。
しかし、坂道を上ると明らかに厳しかったのでまだまだですね。なんとか帰宅。4時半ぐらいに家に着きました。
帰ってすぐにお風呂に入って、着替えて暖かい飲み物を取って暖を取ります。おかげで風邪を引くことはなく、無事に今年の体力テスト兼、竹田城チャレンジを完了できました。結果は18000歩です。およそ3時間弱ほど歩いた計算になります。
18000歩歩いて、風邪気味でないのは初めてです。かなり体力面に自信が持てました。しかし、今回の天気の予想は見立てが甘すぎました。今度からは折り畳み傘を持ち歩こうと強く思いした。
今日のまとめ
・竹田城跡にチャレンジしました。
・竹田城チャレンジは恒例行事であり、体力テストを兼ねています。
・山城の郷まで車で行くのが一番のお勧めです。駅からならバス利用が一番です。
・どうしても徒歩で登りたい人は駅裏登山道か駅南登山道がお勧め。
・天気予報が微妙な時は絶対に傘を持っていこう(自戒)!
以上です。読んで下さり、ありがとうございました。