情報のウラを取ることの重要性
こんばんは、大佐です。今日は「情報のウラを取ることの重要性」についてお話したいと思います。読者の皆さんにとってとても大事な話です。
これは発信者として一度触れておく義務のある内容だと思ってお話します。それでは参りましょう。
【目次】
情報発信者は常に正しいとは限らない
まず最初にお話したい話の要点は、「情報発信者は常に正しいとは限らない」ことです。当たり前のことですが、信用度の高い発信者ほど盲信されやすく、十分なファクト・チェックを行われずに情報拡散されることが増えます。
もしそれが誤情報だった場合、どんどん拡散されてしまう悲劇も起こり得ます。そうなってしまうと歯止めが効かなくなりやすいです。
誤情報を発信・拡散するのはある程度は仕方のないこと
ただもう1つ言いたいのは「誤情報を拡散することはある程度は仕方のないこと」です。影響力の高い人が発言していたら、そりゃいくつか真実だと思って間違いを拡散してしまうことがあります。
全ての誤りは構造と運で決まるという「構造思考」の観点からいくと、これは誰でもやり得ることです。決して他人事だと思わないことを僕は強くお勧めします。むしろ、他人事だと思っている人ほど誤情報を拡散しやすいと考えています。
もし誤情報を拡散してしまったら
その時は誤りに気付いた段階で速やかに訂正情報を出しましょう。大半は誤情報の訂正のみで問題ないことが多いのが幸いです。訂正情報をしっかり出すことが、信用の増加に繋がることもあるので、むしろやらない理由の方がないです。
どんな相手でもファクト・チェックを行おう
具体的なアクションプランは「ファクト・チェックを常に行う」ことです。この一言に尽きるでしょう。どんなインフルエンサーや、発信者相手でもウラを取るクセを付けておくに越したことはありません。これだけでデマ拡散のリスクは大幅に下がります。
僕個人もボードゲーム系のレビューや時事ネタ、書評など幅広く情報発信していますが、入念に調べているつもりでもどうしても抜け・漏れ、誤りは構造上0にするのは難しいです。なので、みなさん僕の記事もまず疑ってかかってください。
個人ブログは執筆・編集の両方を僕個人で行っているので、他の人にチェックしてくれるとより精度の高い記事を、皆の協力を得ながら行うことができるとも言えます。これは悪いことではないのです。むしろ、非常に助かるのです。
誤りを指摘することは失礼なことではない
これ多くの人が勘違いしていることだと思います。その人の誤りを指摘すること自体は悪いことではありません。ただ多くの人はそのやり方を間違っているだけです。
誤りの指摘の仕方は以下の3点を注意するだけで劇的によくなります。
1.強い言葉を使わない
2.相手への敬意を忘れない
3.可能ならばこっそりと誤りを伝える(公の場を避ける)
この3つを満たした指摘ができるとかなり点数高いです。敬意を払って、やさしく、こっそり教えてくれる。こんな人を悪く思うことがむしろ難しいと僕は考えます。
是非僕の書いた内容に誤りがあると思ったときは、この3点を気を付けて教えてくれるとあなたの好感度が上がり、記事の精度も上がります。win-winですね(笑)。
おわりに
発信者として「ファクト・チェックの話をしないわけにはいかないな」と思って書きました。特にボードゲームの情報はルール間違いをしてプレイをすることが少なくありません。大手の発信者でも誤った内容を発信してしまうことがあります。
大切なのは読者の皆さんがファクト・チェックを行うという姿勢を持つことです。そして誤りに気付いた時は、こっそり、やさしく、丁寧に伝える。この3点を満たせば、嫌な顔をされることはほぼないと確信しています。
そうしてお互いに記事の精度を高め合うことが読者にとっても、発信者にとってもwin-winな関係と言えます。ある意味、よく間違いを指摘してくれる方はもう共同編集者の1人といっても良いレベルだと思います。
そういう人を抱えられるかもまた、発信者の器といって良いかもしれませんね。そういう人がついてきてくれるよう精進したいです。
今日のまとめ
・情報のウラを取る「ファクト・チェック」の重要性をお話しました。
・見るだけの人もデマ拡散の片棒を担いでしまう可能性があります。
・必ずどんな相手でも「ファクト・チェック」を行うべきです。
・誤りを指摘することは悪いことではないです。問題はそのやり方です。
・指摘は「やさしく、丁寧に、こっそり」この3点を抑えればまず間違いないです。
以上です。読んで下さり、ありがとうございました。