大佐の遊び場

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クニツィアのカルカソンヌが再販!

 こんばんは、大佐です。今日はクニツィアの『カルカソンヌ』こと『カルカソンヌ:城』が再販していたのを発見したので、皆さんに共有したいと思います。では参りましょう。

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いつの間にか、ポーランドのメーカーから再販!

 【目次】

売っているお店を発見した話

 発見はYahooショッピングを除いていた時でした。超Paypay祭でYahooショッピングで買えるボードゲームを物色している時に、クニツィアで検索したら引っかかったのが知ったきっかけです。

 「クニツィアカルカソンヌ」なのと見た目が「カルカソンヌ:城」を意識したパッケージなのでもしかしたらとボードゲームギークで調べたら間違いのを確認。ポーランドのメーカーから再販されていたようです。

 

 ちなみに売っているお店はこちら。日本語訳付きらしいです。現状知っている限り、ここでのみ扱っています。

store.shopping.yahoo.co.jp

いつ再販されたのか?

 BGGの掲示板の「Reprint?」のスレッドの書き込みが2020年であることから、今年に再販されたとみて良いかと思います。どこのニュースサイトもおそらく取り上げていないと思っています。もしかしたら、うちの紹介が日本最速かもしれません。

 クニツィアカルカソンヌというボードゲーム界の2代ビッグネームの組み合わせを情報サイトが無視できるとは思えません。本当に多くの人が気が付いていなかっただけだと思います。気が付いたら再販されていたというところだと思います。

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こっそり再販されていたのでしょうね。

本家との違いについて

 これもざっくりとだけ触れておこうと思います。基本は『カルカソンヌ』のルールと同じと思ってもらって差支えありません。それに加えてクニツィアが要素を足したイメージで間違いないです。

本家との違い

 本家と違うと思う要素をざっくりまとめます。

1.タイル配置の自由度の向上

2.一定得点で貰えるボーナスタイルの存在

3.部下が基本置き得でないシステム

 

 この中で解説が強く必要だと思う1番だけ解説します。

1.タイル配置の自由度

 本家に比べて『カルカソンヌ:城』ではタイル配置の自由度が圧倒的です。道以外の建物2種類はほとんど明確な終点がありません。つまりこれを引かないと完成しないというタイルが存在しないのです。

 なので屋敷と城という2つの建設物は、拡張の可能性が0になった瞬間に完成扱いになります。つまり周りが囲まれて伸びしろが無くなった時に完成扱いされます。ここが本家との一番の違いでユニークなところです。

 

 建物をどの程度のサイズでいつ完成させるのか?そういうゲーム性になっています。さらに「点数が特定のスコアになった時に貰えるボーナスタイルの存在」があり強力なタイルです。建物を特定のサイズで完成させる悩ましさを演出してくれています。

 やってみればわかりますが、この差は歴然です。例えていうなら、避けて撃つだけのシューティングも2Dと3Dでは基本ルールが同じでもゲーム性が全然違います。それぐらいゲーム性が違います。

 プレイレポートを貼っておくのでよろしければ、こちらを見てご判断ください。悩ましいポイントをわかりやすく解説しております。

bodoge.hoobby.net

個人的には強くお勧めできるタイトル

 僕個人としてはお勧めできるタイトルです。つまり買いです。

 僕はカルカソンヌ:城』を20回以上プレイしており、また本家と本作両方遊びましたが、本作の方が優れていると思いました。

 

 というのもやっぱり、特定のタイルを引けるか依存しやすい本家に比べて、引いたタイルをどう使うか?で悩む本作の方がグッと面白くなっていると思います。

 もちろん本家の方が合う人も一定数居ます。本家特融のダイナミズムは大人しめになっており、渋いゲームにもなっているので好みの差は明確に出るかと思います。

本家とどっちが面白いのか

 正直、本家と本作は大分ゲーム性が違います。基本となるルールは同じですが、比較するのはナンセンスだと思います。どっちも素晴らしいゲームです。

 個人的には本家より本作(城)の方が合うぐらいのことは言えます。

終わりに

 こんな素晴らしいタイトルがサイレント再販されていて、しかも殆どどこの情報サイトも取り扱っていないことに驚きました。そしてチャンスを感じて皆さんにお知らせしたいと思って書きました。

 クニツィアは絶版でも超高額ゲームが少ないイメージがありますが、それでも絶版だと他人には勧めにくいです。今回再販されたことで多くの必要としていた人の手に渡ると嬉しいです。是非この機会にこの名作に触れてみてほしいです。

今日のまとめ

クニツィアの『カルカソンヌ』こと『カルカソンヌ:城』が再販!

・国内で扱っているのは今のところ紹介のリンクのお店だけかと思います。

・両方ともビッグネームなのに、情報サイトが扱っていないほどのサイレント再販。

・基本ルールは同じだがゲーム性が全然違い、引いたタイルをどう使うかが鍵です。

・本家派か本作派かは分かれる作品です。僕的には超おすすめタイトルの1つです。

 

以上です。読んで下さりありがとうございました。