大佐の遊び場

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【絶版傑作ゲーム!】『オレゴン』で対戦してみました。

 こんばんは、大佐です。今日は先日購入した『オレゴン』で対戦した記録をお話するプレイレポートにしたいと思います。それでは参りましょう。

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傑作絶版ゲームの『オレゴン』で対戦してみました。2回も遊びました!

 【目次】

 

 『オレゴン』は元々所有していたゲームの1つです。5~6年前に一度ボードゲームを引退した時に手放したゲームの1つで今では高額ゲームの1つです。

 今回はご縁あってそこそこ安く入手できたので、さっそく弟と遊んでみました。ちなみに10回以上やり込んでいます。やり込み勢です。

ざっくり紹介

 アメリカのオレゴン州を開拓するゲームです。開拓者コマと建物をボードに送り込むゲームです。「開拓者の隣に建物を建てる」か「建物の隣に開拓者置けば」点数がもらえたりボーナス特典があります。

 それらのオブジェクト配置には、5つの場所カードがあります。それぞれボード上の横軸、縦軸に使われています。開拓者はこのカード2枚必要ですが、建物は1枚で済みます。要するに建物の方が狙いの場所に建設しやすいのです。

 

 なので、まず人を送り込んでから建物を近くに投げ込むイメージでプレイするゲームです。最終的に勝利点が高い人がオレゴンの開拓に貢献した人として勝利します。

 

 またこのゲームの一番ユニークなところは、「追加ターン」と「ジョーカー」です。それぞれゲーム開始時に1度だけ権利を持ってスタートします。これをどこで切るか悩みます。特定の建物のボーナスで復活できるので、これも上手く活かしたいです。

オレゴンのベストプレイ人数について

 これめちゃくちゃ割れます。どの人数でも良いというよりも、どの人数も一長一短というのが本音でしょう。以下プレイ人数事の印象を書きます。

2人プレイ:待ち時間面ではベスト。ただしボードが無駄に広く感じる。

3人プレイ:待ち時間・ボードの広さ的に程よく間を行く人数。

4人プレイ:ボードの広さ的にはベスト。楽しいが待ち時間が長く感じやすい。

 

 こんな感じです。2人だとボードが広すぎて、4人だとボードは丁度いいが、待ち時間が長いという悩ましいゲームです。これについては一番丁度良いと思う人数を探した方が良いでしょう。僕個人としては2~3人ですね。4人は少し待ち時間でダレます。

プレイレポート

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ゲーム開始時点のボードです。これからオレゴン州がどう発展していくのか?

 ゲーム開始です。僕が青プレイヤーです。

 まず開始時点で金鉱を引き当てました。金鉱は開拓者が隣接すると、金チップが(3~5点)貰えます。裏向きのチップから引きますが、これが地味に嬉しいです。

 金鉱は得点面でムラはありますが、基本的には強い建物の部類だと思います。まずまずのスタートを切れます。

 

 反面、弟は鉄道スタートでした。鉄道は得点は低いが追加ターンの再使用を可能にします。使いこなせば強力な上級者向けの施設です。今回は使うことを諦めたのか、全く活かすつもりがなさそうです。

 

 建物カードを新しいものを引いても引いても、金鉱しか来ません。引きが強いのか弱いのか謎です。なので今回のゲームは金チップがもりもりでした。

 鉱山隣接時のチップの得点はゲーム終了時まで相手には秘密です。表面上の点数よりも秘匿されている点数の方が多かったゲームともいえるでしょう。

 ポイントトラックが動いたのはゲーム中盤になってからでした(笑)。

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完全に金鉱堀りばかりのオレゴン。時代はまさにゴールドラッシュ!

勝敗(1ゲーム目)

 1ゲーム目はジョーカーも追加ターンも多用されることは少なく、きわめてまっとうなゲームでした。これじゃ普通のゲームな気がします(笑)。

 もっと追加ターンやジョーカーを復活させてガンガン回すゲームだったような?と思いながらゲーム終了。

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ゲーム終了時です。金チップがめちゃくちゃ点になりました。勝ち!

 まずパッと見で青のコマが固まって置かれています。このゲームは開拓者を固めた方が有利なので、これを狙いたいです。弟(緑)の手元に開拓者が7人ほど余っていますが、これは建物をパス同然でマップ上に捨てていたから起こりました。

 2人プレイは開拓者を使い切って終了するのが殆どです。得点源の開拓者コマが1.5倍ぐらい使用数で差があれば、その差は歴然でした。

2ゲーム目

 鉄道をゴミ扱いして投げるターンが多かった弟は引きが弱かったと、再戦を希望。もう1戦やります。今度の初期建物はジョーカーを復活させる郵便局です。

 郵便局の強いところは、開拓者を隣接配置し続ける限り実質ジョーカーを使い放題にすることです。開拓者は通常2シンボル合わないと固めるのが難しいのですが、郵便局は1シンボルとジョーカーで隣接可能なので、それを容易にします。

 なので以下の攻略法が可能になります。

 

1.手始めに郵便局周りに開拓者を固める。

2.開拓者3人固まるとボーナス5点が貰える。

3.自分の開拓者が固まるところに建物を投げこんで大量得点!

 

 こういうイージーな攻略法があるのも『オレゴン』の良いところです。早速お互いに追加ターンを使って郵便局周りに人を固め始めます。

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2ゲーム目序盤。南部の郵便局周りがかなり発展しています。

鉄道と郵便局で追加ターン祭り

 特に北部の郵便局と鉄道のところがメチャクチャ強かったですね。追加ターンとジョーカーが同時に復活します。パワースポットですね(笑)。

 ジョーカーと追加ターンを使い倒すパワープレイが可能なゲームでした。先ほどとは打って変わってダイナミックなゲームになりました。

 

 またしても鉄道を良く引く弟でしたが、今度はその鉄道を積極的に利用しにいきます。追加ターンのラッシュで一方的にゲームを進めます。

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ゲーム終了時。またしても弟の開拓者は5人ほど遊んでいます(笑)。

勝敗(2ゲーム目)

 またまた大差で勝ちました。今回は追加ターンをかなり使い倒しました。非常に楽しかったです。

 追加ターンを気軽にできるゲーム性なのでダイナミックで面白いのですが、これを4人でやられるとわりと苦痛です。なので僕が4人はお勧めしないというのは理由はここにあります。

感想

 相変わらず遊んでみて思うことは、安心して遊べるファミリーゲームということですね。2人でも十分にポテンシャルは発揮できますが、2人だと2ゲームともに最終盤面の余白がかなり残っています。ここが少し残念ですね。

 

 特にダイナミックなのが追加ターンです。一件すごい大雑把な要素に見えますが、制限はまあまあ厳しいです。今回が上手く活用でき過ぎただけです。本来ならもっと相手も活用してくるのでフェアなゲームになっていたはずです。運も良かったです。

本作はオンラインで無料で遊べます

 気になる方はメビウス訳でルールも公開されていて、Yucatantというサイトで無料でプレイできます。よろしければ是非どうぞ!対戦希望があれば乗りますよ。

メビウス訳『オレゴン』和訳ルール

https://www.gamers-jp.com/playgame/db_download.php?file_id=1516

■Yucataの『オレゴン』のページ

Yucata - Play Oregon online for free!

今日のまとめ

・名作絶版ゲームの『オレゴン』を遊びました。

・2人だと少しマップが広いですが、待ち時間面を考えると2人はかなり良いです。

・1ゲーム目は金鉱堀りゲーでした。見えない点数ばかりのゲームでした(笑)。

・2ゲーム目は追加ターンゲーでした。ゲーム性が大きく違いました。

・気になる方はYucataで無料で遊べます。よろしければどうぞ!

 

以上です。読んで下さり、ありがとうございました。