大佐の遊び場

ボードゲーム、本、旅行、日々思うことなどを書き綴るブログです。

竹田城の周りを散策してきました。

 最近連休の2日間家に居ても流石に時間を持て余すし、ダラダラ過ごすだけだなと思い始めました。そこで思い切ってどこかに出かけることにしました。

 いろいろ候補はあったのですが冬は場所によっては営業していないところもあります。そういうところを優先して選んだ結果、竹田城跡に再び行くことにしました。

 最初に断っておきますが竹田城跡には入っていません。そこを楽しみにしている方には申し訳ないです。

 

 朝目標の計画通り起きれたので、電車に乗って無事到着しました。予報で調べてあった通り天候は悪くなくかなり良い感じです。

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 11時ごろ付いたので周囲を散策しながらいつものお蕎麦屋さん「一心」で昼食を済ませます。ここの田舎そばはいろんな種類の薬味が一緒に味わえるのでお勧めです。

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 登頂する前にここのお蕎麦で精を付けて登頂するのは僕の中の竹田観光時の一種のルーティン的なところがあります。

 

 飲食を済ませて徒歩で20分ぐらい歩いて府道136号から山城の郷を目指します。

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 この辺りは国道312号のアーチ状の道が印象的です。ここをもう少し行くと山城の郷への道に出ます。

 ここから坂道になるのでしんどいです。朝方は寒かったので1枚余分に着てきたのが余分に感じてきます。昼間の暖かさと坂道を上る運動の激しさで季節を忘れるほど暑く感じました。

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 写真は府道136号から山城の郷に登るまでの道を山城の郷から見下ろしたものです。この写真では伝わりにくいのですが、勾配は結構キツめです。あまり居ないかもですが徒歩で登る人は覚悟しておいた方が良いです(苦笑)。

 

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 流石に疲れを感じたので山城の郷でしばらく休憩します。ここまででもう40~50分は歩いているのでかなりの運動量です。喉を鳴らしながら水を飲み渇きをいやし、真菜焼(まなやき)というお菓子を頂きながら一休みします。

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 こんなお菓子です。もなかのような生地に餡子やクリームを入れたものがあります。今回は季節限定の黒豆あずきを食べました。1個150円なので結構お手頃です。

 見た目も可愛らしいのですが、味も好みですし美味しいです。チャンスがあれば食べてみてはいかがでしょうか?(写真撮り忘れたので食べログからお借りしました。)

 

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 いよいよ登頂開始。しかし電車の時間的にもう山頂の竹田城跡を目指すのは難しそうなので、とりあえず最終セーブポイント的な大手門を目標に登ります。

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 上りもあれば下りもあります。上下左右にうねる道をどんどん歩きます。紅葉の季節で色とりどりの葉を楽しみながら歩きます。赤、黄色、茶、緑と見ていて飽きません。秋は秋の景色があって良いですね。

 

ちなみに春にはこんな景色になります。

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 ちょうど同じ構図の写真があったので貼りました(今年の春のもの)。中央の枯れ木がまんま桜の花としてキレイに咲いています。季節ごとに違う顔を見せてくれるのは、自然ともにある観光名所の良いところの1つだと僕は思います。


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 そんなこんなで大手門に到着します。ゲームで言うとボス戦前のセーブポイントですね(笑)。水分の購入チャンスはここが最後なのでしっかり備えましょう。

 

 ここから竹田城跡までは0.7キロです。山城の郷から城跡は2.3キロぐらいぐらいのはずなので残り3分の1ぐらいに思うのが普通です。

 ですがここからは急こう配の坂が延々と続きます。それに竹田城跡そのものも勾配は激しいので正直この門のところで半分ぐらいに考えたほうが良いでしょう。

 竹田城跡を観光するのはかなりの体力勝負です。タクシーやバスを利用して徒歩移動を減らしていくことをお勧めします。

 

 駅からどうしても完全徒歩でチャレンジされる方は駅裏登山道を使うのが一番良いでしょう。40分ぐらいで山頂につきますが、かなりの急こう配に悪い足場が続くので、登山用の杖ぐらいは持っていくことをお勧めします。

 

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 これが駅裏登山道です。急こう配、不安定な足場、何もかも難易度が高いです。

 駅裏登山道は城下に住む武士が使って通っていた道らしく、歴史と趣のある登山道なのですが初心者にはお勧めできません。竹田駅から城を目指すにしても初心者はバスを是非使いましょう。

 

 今回はここで引き返すのですが、山頂の写真を1枚だけ貼っておくのでご容赦ください(笑)。

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 これは今年の春に登頂したものです。竹田城跡という名前の通り遺跡のようなものをイメージすればよいかもしれません。

 山頂部は桜が満開とまではいかずやや微妙な咲き具合でしたが、桜のシーズンはかなり混むので車で行く方は覚悟しておいた方が良いです。

 

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 ここからは下りです。南登山道を通って下ります。南登山道は山城の郷からのコースに比べて滑り台のような急な下りです。ただ下るだけでも足への負担が大きいです。竹田城に来た回数は5~6回はありますがここを通るのは今回が初めてです。

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 うねりと急こう配を下りながら色とりどりの木々を楽しみながら下っていきます。
 南登山道を下り終えると時間は2時20分でしたが11月のせいか日が沈むのが早いのか濃密な時間を過ごしたせいかはわからないのですが、体感時間は4時ごろに感じました(笑)。

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 ようやく駅裏まで移動。南登山道から10分ほどで駅裏のこの道に出ます。この道には様々な寺社があり、ここも1つの観光資源といってよいかもしれません。

 ここについてから1時間弱ほど時間があったので時間をつぶします。

 

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 最後に観光資源ではないけど僕のお気に入りの場所へ。丸山川という川らしいです。ここで川のせせらぎを楽しみながら電車の時間を待ちます。20分強ほどコーヒーを飲みながらのんびりと体を休めました。

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 そしてようやく駅へ。10時ごろ出発して4時ごろ帰宅になるので6時間ほどで歩いていたことになりますね。もう足がパンパンでした。たぶん1万2000~1万5000歩は歩いたと思います。

 これで南登山道、駅裏登山道、山頂の郷からの道(西登山道)を制覇ました。竹田城跡への道はあと2パターンぐらいあります(※1)。そのうち完全制覇を狙ってみても良いかもですね(笑)。

 

 そんなこんなで登頂はしませんでしたが竹田城の周りを散策してきました。たまには息抜きにこういうのもいいですね。また時間を取ってほかのところにも行きたいと思います。

 

※1:他には表米神社登山道、観音寺山登山道があります。