篠山Like a Lightningに遊びに行ってきました。
お盆休みになり、遠方から帰省してくる友人とボードゲームを遊ぶ予定を立てていましたが、コロナ状況の急速な悪化のため友人の帰省が不可能になってしまいました。
急に途方に暮れることになったので、篠山の「Like a Lightning」さんに遊びに行くことにしました。そのため突発ゲーム会になりました。
篠山の「Like a Lightning」さんは基本は『マジック・ザ・ギャザリング』などのトレーディングカードを扱うお店ですが、ボードゲームを遊べるお店でもあります。
今回は篠山のLike a Lightning(以下らいらい)さんのご紹介記事と、プレイレポートになればと思い記事を書きました。是非お楽しみください。
【目次】
らいらいの立地等
篠山城跡のすぐ近くに立地しています。周囲は観光地が近いため、お昼の食事の選択肢には悩みませんが、夕方になると閉店されるところが多いです。注意が必要です。
観光地が近いのでお祭りの際には、凄い混雑が予想されます。花火大会の日は高速インターチェンジまで大渋滞でした。車で行くときは下調べをされることをお勧めします。詳しいアクセスは店舗公式ページをご覧ください。
店舗には無料駐車場があります。基本的には満車で停められないことはない印象です。
営業時間
営業時間は個人営業のお店ですので若干左右することがありえます。基本的には下記の通りです。
16:00~22:00 木曜日
18:00~22:00 金曜日
13:00~22:00 土・日曜日
定休日 月~水曜日
土日は早くから営業されていますが、やや平日が休みの方には厳しいかもしれません。支配人(店長)に相談すれば調整してくれる可能性はあるとは思います。
連絡先は公式Twitterでダイレクトメールを送れば、基本的に問題なくやり取りできます。レスポンスも遅くはないのでお勧めです。
現在スペース利用制限あり、ご注意を!
なお、現在遠方からのスペース利用には制限があるみたいなので、ご注意ください。京都府からなら顔なじみということもあり、問題なく遊ばせてもらえました。参考にどうぞ。
料金体系
20分につき50円です。1時間150円ですね。営業時間から閉店までの10時間居ても1500円です。都市部のボードゲームカフェの1日料金から比べれば、リーズナブルかと思います。
高校生以下は1時間50円です。ボードゲーム大好きな高校生にはパラダイスかもしれませんね(笑)。1日居ても500円です。
店舗備え付けのゲーム
これに関してはいちいち筆記すると文章量をいたずらに多くするだけなので、写真を掲載します。見にくいかと思いますが、ご容赦ください。
もう1つの棚はこうなっています。
本当はもう1つ小さな本棚みたいなのに『モダンアート』などのゲームが入っていたのですが、撮影し忘れました。今度行ったときに追記します。
ブルームーンレジェンド
【ざっくり解説】
まずはブルームーンレジェンドです。クニツィアの名作2人用ゲームです。トレーディングカード的なゲームデザインが特徴的です。各カードの炎と大地の値を比べ合うシンプルなゲーム性を、特殊カードがサポートするゲームです。
レジェンド版では本来別売の7つのデッキと2つ拡張が同梱されており、お買い得です。また、個々のデッキにそれぞれ特徴があります。詳しくはこちら。
プレイレポート
今回はオリジナル版での基本セットの組み合わせの「ヴァルカ」対「ホアックス」の組み合わせで対戦します。
「ヴァルカ」は非常に扱いやすく強いデッキなので、初心者にお勧めです。反面「ホアックス」はカードの組み合わせが大事なややテクニカルなデッキになっています。
「ホアックス」対「ヴァルカ」の組み合わせで意識することは、「ヴァルカ」が炎の属性が強い印象からか、炎での勝負を避けがちです。
ですが「ホアックス」は炎の値の方が強い種族なので、炎の属性での戦いを避け続けていては勝利が遠のきます。
途中、「ホアックス」の撤退時に追加のドラゴンを引き寄せるカードをプレイしていたら5クリスタルで勝っていた場面がありました。本来ならなかったラウンドを与えてしまいます。
最終戦は2ドラゴン戦に持ち込まれ、勝てる見込みが薄いが相手のカードを消耗させようと続行。そこで相手の数字を無効にするハンク+キャラクターカードの数字を5にする必殺の組み合わせを引けて逆転。そこから一気に流れはこちら側に。
結果は圧勝でした。ミスが咎められず、最終戦は引きに救われましたね。何回遊んでも良いゲームです。よく2人で遊ぶ人にはお勧めのゲームの1つです。
サムライ
【ざっくり解説】
クニツィアの数比べゲーム(またか)、数比べで勝利して3種類のコマを取り合います。どれか一種類で最多でないと足切りに合うゲームなので、注力すべき種類をしっかりとりながら、他の種類も集めたいという、ままならないゲームです。
プレイレポート
2人プレイでのサムライはタイルの引き運はあまりないように思いました。引くタイミングの差だけです。かなり真剣勝負の度合いは強いです。
人数が増えれば増えるほど人的な運要素が増えるので、プレイ人数によるゲーム性の変化は『アズール』に近いかと思います。
今回一番のプレイミスだなと思った箇所が和歌山を巡る争いです。戦力が5であと1マスだから自分の確定エリアだろうと放置していました。
囲碁とかのように準確定エリアは放置して他のエリアに注力するゲーム性かと思えば、確定していない限り逆転の目があるゲームなんだなとやられて痛感しました。
結果は2カテゴリでトップを取られて負け。圧倒的惨敗でした。2人だとタイル入れ替えや得点カテゴリの入れ替えタイルが非常に強いです。そこで上手くやられました。
キングドミノ
【ざっくり解説&レビュー】
筆者寄稿のボドゲーマさんの記事があります。こちらをご覧ください。
プレイレポート
5×5しかスペースがないまま1×2のドミノサイズのタイルを扱うのは結構扱いにくいです。良い感じに制限が効いています。コンパクトながらも箱庭を作る楽しさ、シンプルな駆け引きと非常に良い印象です。
1ゲーム目は真ん中のエリアが非常に強かったです。また、鉱山も見にくいですがかなり点を稼いでくれ、勝利しました。
2回目7×7ルールでプレイ
今度は7×7ルールでプレイします。2人戦用ルールですが、大きな国づくりを楽しめます。個人的な印象としては、ゲームが間延びした印象です。
シンプルなドラフトの繰り返しなだけあって、それの繰り返しが増えるので少々飽きてきます。悪くはないのですが、本質はコンパクトな5×5で楽しむゲームかと思いました。
逆に個人的にイマイチだなと思う点が、歯抜けを作るとまんまタイルを置く数で損してしまう点です。マス数はきっちり偶数なので2マスのドミノを置く面で、歯抜けを作ると1つ置けなくなります。シビアなゲーム性なのでかなりの痛手です。
7×7ルールだと大きな集合を作りやすいダイナミックさで補えますが、5×5で歯抜けを作るデメリットはかなり大きいと思います。検証して歯抜けが許容されるなら、もっと評価が上がりそうです。
結果は同点でタイブレークの最大集合の大きさで僅差の勝利でした。7×7なら歯抜けが許されることがわかっただけでも収穫です。たぶん5×5では大分厳しいでしょう。
世界の七不思議:デュエル
【ざっくり解説&レビュー】
筆者寄稿のボドゲーマさんの記事があります。こちらをご覧ください。
今回犯したルール間違い
初回ということでだいぶルール運用に疑問点が出てきたり間違いがありました。今回間違えた点をざっくりピックアップします。同じ間違い防止に役立てばと思います。
・黄色の建物の資源とコインのアイコンは、資源生産ができかつ、コインが貰えると勘違いしていた(実際は交易コストを下げる効果)。
・茶色と灰色以外の建物も交易コストのアップにカウントしていた(しないのが正解)。
この2点を間違えてプレイしていました。ヘルプシートに書いてあるレベルなので、単純に勘違いや間違いのレベルですね。複雑なゲームなので、初回から全て正しいルールで遊ぶのは熟練者の指導が必要かと思います。
プレイレポート
資源状況は悪くなかったものの、弟に先に七不思議を4つ建てられてしまいます。まずここがかなり響きました。ワンダー4つ建てられるのは1人なので、ここの駆け引きは意識したい点ですね。
あとはなんだかんだいっても得点変換のゲームなので、青の建物が強いことです。うっかりしていて10点しかないことに終盤気付きました。
弟は青の建物で30点も取っているので差は歴然です。軍事負けもしていたのでかなり大敗したのではないかと覚悟しました。
パッと見弟の大勝に見えますが、小さく点を刻んでいてふたを開けてみれば10点差でした。この辺は『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』同様、得点状況が熟練者同士でないとわかり難いのは難点ですね。
そして夕食へ
篠山でお勧めの夜の飲食店は弟のお勧めはこの「ビスヌ」です。道の脇にあり、結構見落としがちな位置にあります。2000円ほど出せるなら良いお店です。
隣に「一寸法師」といううどん屋があり、こちらはコストパフォーマンスが非常に高いお店です。2店舗隣接していますが、方向性としてきちんとすみ分けています。
ここで2種のカレーセットを注文。2000円弱ほどで個人的お気に入りのチーズナンと、カレー2種類を選べるセットです。インド料理店は結構お値段高めですが、量はたっぷり出てきます。大食漢向けですね。食の細い人は注意が必要です。
たっぷり食べて帰宅。結局2人ゲーム会でしたね。まあ、ブログのネタ欲しさにらいらいさんにお邪魔して、新しいゲーム2つプレイできたので満足です。
今日のまとめ
篠山らいらいは1日居ても1500円
定番ゲームはそろっているけど、最先端の流行ゲームはあまりない印象です
『サムライ』は2人よりも3人でやってみたいと思った
『キングドミノ』は7×7よりも5×5のが好みだった
『世界の七不思議:デュエル』は初回はルール間違いをやりやすい