『大勝負』を買った話
こんばんは、大佐です。今日はだいぶ前にレビューした『大勝負』を探し求めて、購入した話です。ざっくりと僕の絶版ゲームの入手経路が分かる話にもなっています。是非最後までお楽しみください。それでは参りましょう。
【目次】
海外でもプレミア価格の絶版ゲーム
僕は昔このゲームを所有していたのですが、ボードゲーム界を小引退の際に所有ゲームを大分処分してしまいました(所有数100超→30前後まで)。
今となっては「手放さない方が良かったな!」と思うゲームもたくさんあります。その中の1つがこの『大勝負』でした。
調べてみると、海外でもプレミア価格でやり取りされており、非常に高価なゲームの1つです。詳細が気になる方はこちらからどうぞ。
日本ではそもそもゲームが高値でやり取りされすぎに思います。
傾向としてですが、日本でのゲームやり取り価格は高めです。たぶんですけど、絶版ゲームを仕入れて売れば、右から左に流すだけでもうまくやれば利益が出ます。
実際それらしいことをしている人をヤフオクで何名か見かけたことがあります。僕はやったことないですが、要らなくなったゲームを処分したということはあります。
基本的に日本はゲームを力強く買う人はかなりお金出すイメージですね(じ〇うさんとか)。
とはいえ、この『大勝負』は普通に海外でも高いので、日本に輸入されれば1万は下らなさそうです。
じゃあ海外ではどれぐらいなの?
まず現在出品されているBoard Game GeekのGeek Marketというところを見ます。僕が最初にレアゲーを探す時にここを見ます。
あんまりの高さにドン引きです。ここから送料、Paypal決済手数料がかかるので、新品を求めると13000円は軽く超えそうです。新品同様品でも12000は超えます。
先ほどのヤフオクのものが新品同様以上なら、ここと比較して非常に良い買い物をしたとも言えますね。まあ、これらは高くて売れ残っているだけなので、実際この値段でやり取りされたわけではありません。ここと比較するのもどうかと思います、
Ebay落札相場をみてみる
次にEbayでの出品がないかチェックしてみるも、日本に発送してくれる出品はありませんでした。せっかくなので、落札相場を見てみます。こちらの方がより海外でのやり取り価格をリアルに知ることができるでしょう。
Ebayでの落札価格を見てみると本体価格は5000円ほどでやり取りされています。
ただ、Ebayも「自分の国にしか発送しないよ!」というものが結構あります。調べてみると5000円前後でやり取りされた2つはドイツ国内だけにしか発送しないパターンでした。安いのにはワケがあったわけです。
ちなみに真ん中が特殊と言ったのは、日本への発送が可能なためです。調べてみるといろんな国に発送してくれる出品者だったみたいです。
送料とは別に12500円も払うなんてすごい話です。仮に、日本の方が買っていれば17000円近い値段で買ったことになりますね。凄い話です(2回目)。
出品者と交渉
そこで思いついたのが出品者との交渉です。Geek Marketの出品者と交渉してみます。いろいろあって新品同様品を63ユーロまで値切ることができました。
しかし、発送費とペイパル手数料で日本円で12000円を超えることが判明。流石にちょっと高いなと思い思いとどまります。実際の返事がこちら。
うーん。余り安い気がしないぞ(笑)。これでも6ユーロ(700円ぐらい)は値切ったんだけどなあという思いがあります。
駿河屋に11000円で発見したのを購入
結局悩んでいたら駿河屋で11000円で中古品を発見。今まで価格を入念にリサーチしてきたので、定価からすればプレミア価格ですね。
しかし、中古相場を考えればそれほど異常な値段でないことが記事を読んで頂けている方にはわかってもらえているかと思います(単価としては高いのですが)。
少しだけ考えた後に迷わず購入しました。最悪売っても1万円ぐらいにはなると思いました。
買い物はリセールバリュー(再販売価格)を意識する
今回のお話で一番大事だと思う点は、リセールバリューを意識することです。価格の基準点(アンカリングのポイント)が定価になっている人は多いです。僕も基本調べない限りはそう思います。
今回は入念にリサーチして、海外輸入と天秤にかけたりオークション落札相場と比較したりして、コスト計算した結果です。全然悪い買い物だったと思っていません。
まあ、それにしても凄まじい大人買いなのは間違いありませんね(笑)。ちなみにこの理論は再販があると簡単に崩壊しますのでご注意を!
今日のまとめ
絶版ゲームは手に入れるだけで大変
絶版ゲームを探す時に海外も視野に入れると選択肢が広がる(日本は高い)
価格のリサーチをして相場を知って判断することが大切
リセールバリューを意識して買い物すれば、プレ値も怖くない(笑)。
ただし、再販には注意。その場合、暴落は不可避っ……(笑)。