僕なりのボードゲーム購入順の決め方。
こんばんは、大佐です。今日はボードゲーマー永遠の悩みの1つである「ボードゲーム購入の優先順位」の付け方のお話をしたいと思います。
熟練のゲーマーで競りゲームで買い物するときは超シビアに買い物するのに、ゲームを買う時は「お酒の入った大学生」みたいなノリで買い物してしまう時ありません?僕はあります(笑)。
上記のような買い物はできるだけ避けたいですね。なので、今日は僕なりに理由をつけて、欲しいゲームを効率的に買っていける助けになればと思い記事を書きます。それでは参りましょう。一種のボードゲーム購入順の攻略記事ともいえなくもないです。
【目次】
僕なりのゲーム購入順の結論
ざっくりいくとこの順番で買っています。
1.絶版品の超出物
2.絶版の兆しが感じられる現行流通品
3.相場通りの値段の絶版プレミアゲーム
4.評価が固まった現行流通品
5.発売直後のゲーム
この優先順位の付け方には自分なりに理由があります。この5つの優先順位を1つずつ解説していきたいと思います。
1.絶版品の超出物
超出物の定義は「相場以下の値段で売られている」、「商品が出て来ることが稀なものが出品される」のどちらかです。
これが優先順位1位なのはもう説明不要ですよね。ムーンの『サンマルコ』や、『オレゴン』が5000円で転がっていたら、持っていない人は秒で購入したくなるでしょう。
またそもそも出回らないレベルのゲームは、かつてJRが販売していたレアゲームの『ハーベスト』みたいな激レアゲームですね。このクラスのゲームは値段はさておいても出品されることそのものの価値が高いですね。
こういうのが出たらすぐに出動できる資金は常に確保しておきたいですね。ゲームの競りのように、うまく出物を受けられる資金管理をしたいものです(願望)。
2.絶版の兆しが感じられる現行流通品
絶版になってから「ああ、あれが流通している間に買っておけばよかった!」と何度味わったことか。これはもうゲーマーあるあるの1つとして、現象名がついていいレベルの出来事だと思います(笑)。
絶版になるとプレミア価格がついて、余分な出費になってしまいがちです。まあ、プレミア価格になるとリセールバリュー(再販売価格)の面で有利なので、焦り過ぎることもないのですが、できれば現行品のうちに押さえておきたいですね。
絶版の兆しのあるゲームというのは、判断するのにある程度の慣れが必要です。どうしても感覚による判断になりがちで、まだまだ流通しているのにポチってしまうこともあります(これまたあるあるですね)。
僕なりの絶版間近のサインだと思うもの
僕の絶版の兆しの基準はこのあたりです。
1.発売から1年半以上が経過している
2.ショップの品切れが目立つ
3.中古相場・落札価格が高くなってきている
これらがたくさん当てはまるほど絶版になる可能性が高いと感じています。最も再販されたり、一時的な供給不足だったりすることもありますからね。余力(資金)ともよく相談して決断するとより良い決断ができるでしょう。
個人的に絶版になりそうなゲーム3選
これらは僕が売り切れが目立つなと思うゲームをピックアップしたものです。もしかしたら後から再販されたり「全然在庫あるよ!」というゲームが含まれているかもしれません。購入される際には、よく調べた上でご決断ください。
なお、このゲームを購入したところで僕の懐には1円も入りません。
クニツィアの長江
お買い物ゲームの秀作です。2016年発売と発売から4年目です。最近売り切れが目立ちます。トリックプレイさんにまだ在庫が2つあります。
テキサスショーダウン
これはもうオンラインの国内ショップで探したけど見つかりませんでした。2015年発売です。5年経過していますね。
小さいので送料も安いので海外から入手すれば、さほどかからないかもです。ショップで見つけたら欲しい人は買いだと思います。
世界の七不思議:デュエル
2015年発売で現在品薄です。拡張セットの『パンテオン』は再販するのに基本セットが絶版間近感がありますね。断っておきますが、これは非常に判断が難しいゲームです。
怪物ゲームなので余裕で再販される可能性もありえます。再販されなかった時のダメージも大きいので今慌てて買うのはハイリスク&ハイリターンといえます。
そこそこの値段の在庫をみつけておきました。上記を理解された方へ、よろしければどうぞ。
3.相場通りの値段の絶版プレミアゲーム
先ほど少し触れましたが、プレミア価格がついたゲームというのは、リセールバリュー(再販売価格)の面で非常に有利です。買って1度遊んで売ったら、実質1000円ぐらいで試せたなんてことも珍しくないです。
そういう意味では、プレミアがついてから買う方が手堅い買い物といえるかもしれません。絶版間近だと思って買って再販されたのでは、慌て損になってしまいます。
絶版になってから買えるだけの探す能力が高い人は、もういっそ絶版になってから買うのも1つの賢い選択だと自分は思います。
絶版ものは探す労力が大変
しかし、絶版になると探す労力がとても大変です。出物を待たないといけなかったり、海外からの輸入に頼るケースも少なくありません。
探す力が高い人向けなので、探すのが手間な人は絶版間近だと思ったゲームは、探す労力がまかったと思って割り切り買いするのも1つの手と言えるでしょう。
4.評価が固まった現行流通品
発売からしばらく経過して名作・良作であることが口コミ上十分に保証された作品がここに当てはまります。発売直後のものを買うのはかなりギャンブル性が高いので、まずは誰かパイオニアの方が評価してくれるのを待ちたいです。
しかし、時折インフルエンサー級の人が取り上げてバズって一気にどこも品切れということもあり得ます。まあ、だいたいの場合において高速で初版が売り切れたものは重版されることが多いです。その場合は気長に待ちましょう。
基本的には評価が固まってからの方が良い買い物をしやすいです。
ちなみにブロガーの方は新作に飛びついた方がビューや、アフィリエイトの面で有利だと思うのでこの限りではありません。どんどん新作を取り扱うべしです(笑)。
5.発売直後のゲーム
これについて解説は不要という方もいるでしょうが、あえて1つ付け加えたいことがあります。それはゲームマーケット等で一期一会になりやすい、同人ゲームについて同様に考えています。
「え?それじゃあ貴重な同人ゲームを買う機会を逃すじゃん?」と思う方もおられるかと思います。なぜ、僕が同人ゲームでも新作を買わないのかはこの章でお話したいと思います。
同人ゲームは一期一会って本当?
これについては半分本当で半分ウソが正解だと思っています。なぜなら、良い同人ゲームは大手出版社が製品版としてリリースすることも珍しくありませんし、本当に再販されるだけの価値が見いだされれば、最近は再販されることが多くなっています。
なお、そうでないゲーム、あるいは出版社とのよいきっかけがなかったゲームはその場でしか買えないこともあります。僕は最初からそういうゲームは諦めています。
再販されなさそうなゲームが欲しい人は全力で買いに行くべきだとも思います。一度の機会を逃すと終わりのゲームもたくさんあります。それを否定するつもりはないです。
怪物同人ゲームは再販される
あの名作カードゲーム『アールエコ』も元々同人ゲームなのです。発売は2004年と実に16年前ですが、未だに流通している国産カードゲームの代表作です。カードゲームで有名なアミーゴ社から正式発売された実績も持ちます。
怪物同人ゲームは世界に羽ばたくことも!
他にも怪物同人ゲームでは、ドミニオンクローンで頭1つ抜けた存在である『ハート・オブ・クラウン』も2012年発売ともう発売8年経過している元同人ゲームです。
アークライトから正式発売され、今ではSteam版が発売され『アールエコ』同様世界に羽ばたいた同人ゲームと言えます。こちらも今も入手は容易です。
このように優れた同人ゲームは再販される
極端な例かもですが『アールエコ』は16年前、『ハート・オブ・クラウン』は8年前の元同人ゲームにも関わらず、今に流通しており入手は容易です。
同人ゲームを「一期一会だ!今買わなければ」と焦って購入しすぎてしまうなと思う経験がある方は一度、落ち着いて再販の振るいにかけてみるのも手かと思います。
「良いゲームは再販される」このことが頭に入るだけで、買い物の対象を絞ることができようかと思います。
今日のまとめ
絶版の超出物を受けられるような資金管理をしよう!
絶版の兆しのあるゲームは判断が難しく、再販されることも多々ある。
絶版になると探すのが大変だが、リセールバリューは保障されやすい
新作に飛びつくより、評価が固まってから買う方が堅い!
同人ゲームでも良いものは再販される!落ち着いて判断したいです