名言紹介「この世が戦場なら、金とは実弾」
今回は名言を紹介しながらその解説などをしてみたいと思います。この名言紹介シリーズはシリーズ化していくかもしれません。
今回は福本伸行さんの漫画『銀と金』から「この世が戦場なら、金とは実弾」をご紹介します。
主人公格の森田は自力で若くして2億の金を手にします。2億持っている森田は無駄遣いをせず、これを自身の目的のための資金として大事にします。無駄遣いに興味を示さない森田の心中を表した言葉ですが、素晴らしいと思います。
僕がこの漫画に出会ったのは20歳ぐらいです。つまりこれから社会に出るぐらいの年齢で読んでいました。この言葉と出会ったおかげかやたらに着飾るためや贅沢するためにお金を使わず、倹約して貯金し続けることができました。確実に人生に影響を与えていると思います。
僕はお金と時間は大きな額や単位であればあるほど使い道が増えると思っています。小さな単位でちょこちょこ貰っても、それで大きなことを為すのは難しいです。
特にお金は継続的に貯蓄しておけます。そしてそれがいつの日か100万、300万と貯めてそれを元手に人生のやりたいことにチャレンジできるかもしれません。
例えば、考古学者のシュリーマンは商売で貯めたお金で子供の頃からの夢のトロイア文明を発掘し、彼は夢をかなえることに成功します。
彼ほど人生で何をやりたいかが明確でなくても、人生でやりたいことが見つかった時にその元手がないのでは非常に辛いです。若いころからコツコツ貯めれた僕としてはこの言葉の価値は今日になってもまだ黄金の輝きを持っています(笑)。
高級車に乗りたい。自身の家を持ちたい。元手に事業を興して独立したい。ゲームソフトを開発したい。あらゆる夢にチャレンジするのにお金は必要不可欠です。
今はクラウドファウンディングというプロジェクトに対し経済的な支援者を募るシステムもありますので一概にすべての夢にお金が必要という時代ではなくなりましたが(良い傾向だと思います)、ですが基本的にはやりたいことをやるのにはお金が必要です。
この言葉に感銘を受けた方は是非とも無駄玉を打つことはなく、必要な時まで実弾(お金)は温存し、時が来たら惜しみなく使いましょう!