大佐の遊び場

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一言アウトプット「朝一番にニュースを見るのを止めてよかった理由」

 こんばんわ。今回も一言アウトプットシリーズです。今日お話ししたいのは「朝一番にニュースを見るのを止めてよかった理由」です。

 一見、朝一番にニュースを見ることは一日の必要な情報収集ができ、会社の人間や今日会う人間との共通の話題の確保という面から必要な習慣のように思います。

 ですが、僕の結論からいうとニュースを朝一番に見るのは最悪だと思っています。なぜそう思うのか詳しくお話していきたいと思います。

 朝一番にニュースを見るのを止めてよかった理由

 これは完全に僕の家庭環境からくる問題なのですが、家の人間はTVが大好きです。朝見るものはニュース番組であることが多いので、気にしないうちは情報収集を朝のうちにできるとか思っていたこともあります。ですが、今ははっきり言って朝のニュースを視聴することは有害だと言い切れます。

 

 なぜ、TVのニュース番組を見ることが有害だと言い切れるのかというと『ファクトフルネス』で人間の過ちを犯しやすい10の本能の1つに「ネガティブ本能」があるからと考えます。

 「ネガティブ本能」とはネガティブなポジティブな情報よりより強い印象を我々に与えてしまう本能です。メディアもこの本能をよく理解しているのか、悪いニュースを多く発信しているように感じられます(あくまで個人の感想です)。

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朝悪いニュースを見てスタートする一日が良いものになるのか疑問です。

 ネガティブなニュースの方が注目度が高いのは間違いないですし、メディアにそれを止めろとか減らせとかいっても視聴率が上がるんだからやめるはずがないと思います。メディアはネガティブニュースを流すことにメリットがあるので、やめる理由はありません。なので自分の習慣を変えるのが一番だと思います。

 

 「悪いニュースを一日の始まりの朝に見てしまうと気が重くなりませんか?」と常に思います。僕は少なくとも良い影響は与えないと思います。

 朝いちばんにニュースを見て、ネガティブな情報に気を重くして一日をスタートするのはまず、スタートの仕方から間違っているようにすら思えます。

 中には数少ない良いニュースからすごく幸せなスタートを切れる方も居るでしょう。ですが僕は少なくともニュースを朝見なくなってから心が大分乱されることなく、一日をスタートできるようになったと思っています。

朝一番の印象操作とその通りに動いてしまう可能性

 そもそもメディアとしても朝一番に新聞やニュースで自分たちが発信する情報を見てもらえるのってかなり有利な習慣作りに成功していると僕は思います。

 その気になれば自分たちがそう思わせたいように朝一番に僕たちの心理や考え方に影響を与える情報を流せて、あわよくばその通りに僕たちは動いてしまう可能性があるわけです。

 そこまでメディアが悪意のかたまりの可能性である可能性はあるとは思いませんが、やたら何かの危険性を煽るような番組とかもあります。大事なのは完全に善意の目線でメディアを歓迎するわけにはいかないということです。

 

 もちろん、メディアは使い方を間違えなければ悪い側面ばかりではないのです。ですが、今は欲しい情報を欲しい時にアクセスできる時代なので、情報を自分で取ってくる人には朝のニュースや新聞なんかはもう要らないと思っています。

 もちろんそうでない人には決まった時間に情報を定期的に提供してくれる商品なので、良い面もあるかと思います。ですがメディアとの距離感はしっかりわきまえて付き合うことを僕は強く推奨します。