一言アウトプット「ルールのギリギリを攻めるデメリット」
こんばんは。大佐です。今日は一言アウトプットシリーズと題して「ルールのギリギリを攻めるデメリット」のお話をあっさりめにさせていただきます。
ここでいうルールのギリギリとは「ルールで禁止はされていないけど、かなりグレーな行為」、「ルール的にはOKだけど道徳的にはアウトに近い」ものをイメージしていただければだいたい良いかと思います。当記事ではこれらを「グレーゾーン行為」と定義し、お話を進めていきます。
結論からいうと僕個人は「グレーゾーン行為はやめたほうが良い」が良いと考えています。僕の思う理由は下記のとおりです。
グレーゾーン行為は結局、禁止されていく
僕の意見としては非常にシンプルです。「グレーゾーン行為は社会問題化されて、ゆくゆく禁止されていく可能性が高い」からです。
グレーゾーン行為は結局のところ、「ルールでは許されているけどそれを許している制度に問題があって禁止したほうが良い」という意見が出やすいと僕は考えます。
具体的な例は消費者金融のグレーゾーン金利ですね。これはわかりやすく言いますと、「利息制限法という法律ではアウトで、出資法という法律ではセーフな金利」です。アウトとセーフを足して2で割ればグレーみたいな感じです。超納得のいかないルールでしょう。
これに関しては一時弁護士事務所が「過払い金請求」をやたらCMで打ち出していましたね。このころにはだいぶ認知度が高まってきて、皆がもう当たり前のように問題行為であることを認識していたと思います。
このグレーゾーン金利は現在では撤廃されております。つまりルールが改革されてグレーゾーン行為(金利)は廃止されたというわけです(※1)。
グレーゾーン行為は社会問題化されゆくゆくは禁止されていくというケースモデルのご紹介としてグレーゾーン金利のお話をさせていただきました。
ですが今回のようにやや専門知識がなくても、「それどうなの?」と物議をかもす行為は禁止・制限されていく傾向にあるように思います。
ルールの厳格化や違法・合法の境界線が曖昧になるなどの害がある
僕の第二の主張としてはこの見出しの通りです。結局はグレーゾーン行為が社会問題化すると結果、ルールを厳しくしてしまいます。もちろん、改善に向かうので厳格化自体は悪いことばかりではないです。
グレーから禁止に至った例はスマートフォンを弄りながらの運転。厳罰化の例は飲酒運転。なんかがありますね。
基本的にはルールの厳格化・改革は良いことです。僕個人は改善に向かって行く行為なので基本は肯定的に受け止めています。グレーゾーン行為をせず、しっかりルールを守っている人にとっては朗報なのは間違いありません。
なんですが、もちろん負の側面もあります。今まで企業や個人の裁量の範囲で許されていたことが禁止されて、自由にできていたことの制限、手続きの複雑化なども考えられます。手続きの複雑化はルール順守度の高い人達でも流石に良い面ばかりを享受できるわけではないと思います。
あとは「ルールの隙間をつくギリギリな行為」を常習的にやるようになると、「違法と合法の境界線があいまいになっていきやすい弊害」も生じてきます。
人間とは都合の良い生き物で自分の都合に合わせて少しならと「ルールの境界線や解釈を捻じ曲げたりしてしまう考えをもつ生き物」だと思います。全員がそうだとは言いません。ですがやってしまう人はいます。これを繰り返すと、気が付けば犯罪・違反行為を犯していたということになりかねません。
僕個人としては自分は意志が弱い自覚があるので、「ルールのギリギリを攻めるのを止めること」が賢いと思っています。
だからこそルールのギリギリを攻めるような行為は故意に行うのは決して「ルールの隙間をつく賢い行為」などと思い込まないことをお勧めします。
結論 グレーゾーン行為はやめたほうが良い
以上からグレーゾーン行為の弊害は
1.ルールの厳格化や手続きの複雑化を招いてしまう。
2.違法と合法の境界線が曖昧になり、違法行為をしてしまう危険がある。
このように僕は考えているので、ルールのギリギリを攻めるのはやめたほうが良いというのが僕の今回の記事の結論です。
出典: