大佐の遊び場

ボードゲーム、本、旅行、日々思うことなどを書き綴るブログです。

専門用語は正直好きじゃないという話

 こんばんは、大佐です。twitterのタイムラインを「意味が分からない横文字」という画像が話題になったのは記憶に新しいですね。

 話題になったのかすぐさま「自分の属する趣味の専門のカタカナ語版」がたぶん、あっちこっちの趣味で量産されました。流れには乗れということでしょうね(笑)。

 今回はカタカナ言葉の横に()を付けて日本語の意味をよく併記している僕が、専門用語についてどう考えているのかお話したいと思います。

 【目次】

専門用語に対する思い

 結論からいうと、個人的には好きではありません。しかし専門用語を使わないと文章量が膨れやすいのも事実なので、難しいなと思い文章をいつも書いています。

 使うことにメリットがありそうなら使います。ゲーム序盤をスタートアップとか、簡単で分かりやすいもの、イメージしやすいものなら使いますね。

 

 基本的には専門用語を使う時は、その意味を「一般的な日本語で説明できる」ラインまで理解してから使おうと努めています。そうでなければ説明を求められたときに、意味も分からず使っていたことがバレてしまいますからね(笑)。

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自分がカタカナ言葉を濫用すると秒でこう思います。

TVはやたらカタカナ言葉を使うのですが、その時思うこと。

 TVとか見ていて意味不明なカタカナ言葉が使われている時ってありません?その時僕は「誰も意味を疑問に思わないのかな?」といつも思っています。

 気になったらすぐ意味をググる自分としては、他の人が同じことをやっているのを見た記憶があまりないです。僕だけが分かっていないのでしょうか?

横文字は意味が直感的ではない

 そもそも英語ネイティブ(母国語)でもない日本人が、「コンプアライアンス」とか「アチーバブル」とか使う意味が分かりません。

 前者が「企業の法令順守」、後者が「達成可能」と漢字だらけでも日本語にされれば、ある程度意味は見えてきやすいかと思います。その逆の英単語に分解して、意味を推察するのは我々、日本人には困難を極めます。

 

 漢字の固まりで意味がわからなくても、1文字1文字の意味が分かれば、なんとなく意味はわかるものです。

 とはいえ、「ゲーム」のように「遊戯」と日本語にする方が野暮なレベルのものは流石に「ゲーム」と書きます。使わない理由がないレベルの横文字・専門用語は使いますよ(笑)! 

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ドラゴン桜より、至言ですね。なにせ、日本語なのですから(笑)。

ノット・フォー・ミーという中学英語の固まりでも受け取り方が千差万別

 日本人の英語の価値観が曖昧な根拠に挙げていいと思うのが、だいぶ前にボードゲーム界隈で話題になった「ノットフォーミー」を巡る話でしょう。

 Not for meという中学校1年で習うレベルの単語の組み合わせですら、解釈幅があってその解釈を巡って物議を醸したと記憶しています。

 

 カタカナ用語を使う際の解釈幅と、受け手の感じる意味のブレる余地って半端ないのだと痛感します。日本語がやはり最強だと僕が思う理由の1つです。

 僕なら日本語であたりさわりのない表現を選びます。その方が変に解釈の幅がなくて安全だと思います。

日本人同士のやりとりは日本語が最強

 先ほど申した通り、漢字の固まりの意味は分からなくても、1文字1文字に分解して意味を読み取ろうとすれば難しくありません。

 日本人は日本語の方が意味が伝わりやすいのです。英語を少しでも勉強した方ならわかってもらえると思いますが、Moonと言われて言葉と同時に月のイメージが浮かぶレベルにまでいくまででも大変です(1~2週間はかかりました)。

 

 日本語で「月」と言われたら真ん丸なり、三日月なりのお月様のイメージが頭に浮かんで、文章だけでなくイメージでも理解できるかと思います。個人的には、こんな優位性がある日本語を上手に使わない手はないと考えています。

【例外】漢字の長ーい固まりはダメ(例:直接無限責任とか)

 あと僕の文章ではある程度ねらって、漢字の連続を防ぐよう努力しています。長すぎる感じの並びは流石に犯罪です(今の分なら狙ってを漢字にしていない)。

 

 例に挙げた「直接無限責任」で分かりやすい単語の固まりなのでギリギリ。「連合国最高責任者」とかこういうの見ると、もう読む気なくなってきますよね(笑)。

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漢字が固まりでいっぱい並ぶともうそれだけで、わかり難い文章になります。

分かりやすい文章を書くには専門用語は避けよう!

 これが僕の今日のブログで一番言いたいことです。専門用語って伝わらない人にはとことん伝わりません。あまり多用しないのが賢明かと思います。

 

 意味不明な言葉と遭遇してしまうと、もうそこからの話は頭に入ってきません。右から左に聞き流しているだけになってしまいます。もう体が拒否しているレベルともいえます(笑)。

 せっかくボードゲームがTVで取り上げられて、今まで興味を持っていなかった人が、今日1枚目の専門用語のシャワーを浴びて拒否反応を起こさないか心配です。

 

 ブログやTwitterを通じてボードゲームの面白さを伝えていきたい人は、安易に専門用語を使うのではなく、わかりやすい日本語での説明を心がけたほうが僕は良いなと思います。少なくとも自分はそうします。

今日のまとめ

・専門用語は分かる人にしかわからない

・なんだったら使っている人が意味が分かっているのかも疑問に思っています

・「ノット・フォー・ミー」レベルの言葉ですら物議を醸したことがある

・日本語は言葉から画像でイメージしやすい優位性がある

・わかりやすい文章を書くなら、日本語を上手く使おう!漢字の固まりには注意