今回のMTGの禁止改定について。
こんばんは、大佐です。今日は久々にマジック・ザ・ギャザリング（MTG）の禁止改定についてコメントしようと思います。
2019年の大インフレから、すさまじい量のカードが禁止されていきますね。一体MTGはどうなってしまうのでしょうか？
【目次】
ウーロの価値
ウーロの価値はかなりしていました。一時は8000円を超えたこともあったみたいです。今でもかなりしました。ボードゲーマーに分かりやすくいうと、1枚で平均的なボードゲーム1個分ぐらいの値段がしていました。
ちなみにこれ1枚買っても遊べません。できれば4枚揃えて、その他のカードも買う必要があります。トレーディングカードゲームはめちゃくちゃお金が掛かります。
トップレアの禁止は市場へのダメージが大きい
論より証拠ですね。まずはこちらの画像をご覧ください。
ウーロの価格チャートです。もう正直、漫画的表現かなと思うような大暴落をしています。禁止カードに指定されるのは市場へのダメージがメチャクチャ大きいのです。
ウーロは正直スタンダードというフォーマットのトップレアでした。これが禁止されると市場もそうですが、プレイヤーに与えるダメージもデカいです。
もちろんプレイヤーも例外ではありません。1枚数千円使って買ったカードが使用不能になるのです。幸いMTGはフォーマット制を採用しており、今回禁止されたスタンダード以外のフォーマットで使えば問題はないのですが……スタンダードしかやっていない人は取り残されてしまいます（今後モダンとパイオニアも若干怪しいですけどね）。
正直、ウーロの禁止はMTGやっていなくてもわかるほどだった
公式が前回のミシック・インビテーショナルというイベントでこんなツイートを残したほどです。
#MythicInvitational pic.twitter.com/S1lO3pY9Jj
— Magic Esports (@MagicEsports) 2020年9月12日
「全部ウーロ？」「常にそうだよ」みたいなやり取りがされています(笑)。まあ、この時点でお察し感ありましたね。
自分はここでウーロ禁止を予想して、マジックアリーナというゲームでワイルドカード（何でも交換券）を使ってウーロ作りました。こうしておくと禁止されると、ワイルドカードが補填されるので、ウーロが手元に残る分お得なのです。
正直MTGをやっていない勢でも禁止が分かるのは、前々回の相棒システム以来です。たぶんプレイヤーは十分に売り払う時間が用意されていたかとは思いますが、わからなかった人も少なくはないと思います。
他のフォーマットの需要も高いのですが、他フォーマットでも禁止のリスクは高いので、抱えるにしてもリスクの高いカードだとは思います。
価格の推移としてはかつてのトップレアで禁止食らった「王冠泥棒、オーコ」に近い推移をすると予想します。僕ならですが、次の高騰があれば僕は瞬時に売ります（ちなみにオーコは禁止前に3000円で2枚、禁止後に5000円で2枚売りました）。
おわりに今後のMTG
正直引退した身ですが、昨今の禁止ラッシュは本当に酷いです。紙マジックを楽しまれている方は「オーコ」、「ウーロ」と2セット続いてトップレアが禁止されたので、安心してカードが買えないという考えを持つ方が出るのも無理はありません。
個人的にいえば正直、紙で遊ぶテーブルトップのマジックは今はお勧めできません。特にスタンダードはです。禁止されると数千円のカードが使用不能になるリスクがありますからね。
今後も禁止が出るかといえば、その可能性は全然あると思います。残念ながらこの状況はもうしばらくは続くと予想します。
今日のまとめ
・マジック・ザ・ギャザリングの禁止改定についてお話しました。
・ウーロはトップレアであり、市場とプレイヤーへのダメージが半端なかったです。
・ウーロはマジックをしていない人でも予想できるほど強すぎたカードです。
・今後の価格の推移は「王冠泥棒、オーコ」の価格推移に近くなると予想しています。
・今後も禁止でバランスを取る方向は変わらないと予想しています。
以上です。読んでくださり、ありがとうございました。
