禁止カード負の最高記録を更新してしまった。
こんばんは、大佐です。『マジック・ザ・ギャザリング』(以下MTG)がまたまたやらかしましたね。昨日の禁止改定でついに「創造の座、オムナス」が禁止に!
最近のMTGの禁止改定は本当に凄いですね。それ以上の感情が浮かんできません。だいたい言いたいことは昨日言いつくしましたが、もう少しだけ補足的に書こうと思います。それではお付き合いください。
【目次】
発売からわずか18日でトップレア禁止!
これってもしかしてMTGの最短記録更新だけではなく、TCG史上でも歴史的な部類じゃないでしょうか?尋常じゃない速さですよね。
今まで最速で禁止されたウルザスレガシーの「記憶の壺」の記録を大幅に超えてしまいました。
これに関してはメタゲーム解析の速度が上がったせいもあるので、単純比較はできなのですが、ヴィンテージで禁止になった「ルールス」のことも考えると最近のMTGは悪い意味で歴史的な記録を更新してしまっています。
クローバーは犯罪的に強かった
2マナの置きものを置くだけで出来事をコピーするクローバーは、あってはならない強カードでした。過去、呪文をコピーするカードは「ミラーリ」があり、あちらは5マナの置物で呪文プレイ時に3マナを余分に払って初めてコピーする代物でした。
このマナ効率からすると犯罪的にクローバーが軽いことが分かります。あまりにコストが安すぎましたね。最近のカードインフレを物語っている格差ともいえます。
これでも「ミラーリ」は黒単などで使われた実績があるのですが、今ではきっと見向きもされない可能性が高いですね。
最新セットのトップレアを禁止したことは評価すべきか?
難しいですね。本当に必要だと思ったから禁止したという点は評価すべきです。しかし、様々な理由でまだ手元に『ゼンディカーの夜明け』が届いていない人が居る中、禁止をしたことは何か補填してしかるべきでは?とも思います。
また「ウーロ」、「オーコ」と立て続けにトップレアが禁止され、「オムナス」が一か月持たず禁止されました。これにより「禁止改定に聖域なし」というよくないイメージを持たれたのは確実でしょう。
「禁止改定に聖域なし」は現状、多くのユーザーにネガティブ材料視されていると思うので、良い面よりも悪い面が際立つかと思います。
今後も禁止はでるのか?
禁止については今後はわかりません。ただ最近は一強デッキを潰す傾向にあるので、例えば赤単が一強になれば「アナックス」や「宝剣」が禁止されても驚きませんし、グリクシス(青黒赤)が一強なら「クロクサ」が禁止されても驚きません。
ユーザーとしては安心してカードを買えない状況が続きそうです。紙ベースでスタンダードをやる時は「禁止されてもいいから買う!」ぐらいの気持ちで行く方が何があっても大丈夫かと思います。
買ったカードが使えなくなることに不満な人はもうしばらく様子見された方が良いと僕は思います。
今日のまとめ
・「オムナス」は結局禁止されました。「記憶の壺」の記録を大幅更新……。
・「クローバー」はもう少し「ミラーリ」を見習ってほしかったです。
・トップレアがすぐ禁止され「禁止改定には本当に聖域はない」ことが明らかに。
・今後も禁止が出る可能性は否定できない。
・紙の資産を買う時は「禁止されても良いぐらいの覚悟を持つ」方が良いかもです。
以上です。読んで下さり、ありがとうございました。