10月3日Like a Lighting会
こんばんは、大佐です。今日は昨日友人と集まって遊んだゲーム会についてお話したいと思います。場所は篠山の「Like a Lighting」です。
そこでいろいろなゲームを遊びました。今回はそのレポートです。それでは参りましょう。
【目次】
コンプレット
前回やおきんさんに遊ばせてもらって、結構面白かったし値段も高くなかったので購入しました。簡単な引き&数字並べゲームです。前回のプレイレポートはこちら。
プレイレポート
プレイヤー間の相互作用はあるようでないタイプのゲームです。基本はシンプルな引きゲーとして楽しめば良いかと思います。
1回ずつスタートプレイヤーをやる形でプレイしましたがまったく上がれず。とはいえ惜しいところまでは行けているのでプレイはいい線いっていると思います。
最後の最後は運で勝者が決まるのは仕方ないですね。ウケが良いゲームだと思うので持っておくのはアリかなと思う範囲です。
モットー
ざっくり解説
ざっくり言えば色、シンボル、シンボルの個数の3カテゴリで2つ以上共通する3枚の組み合わせを作って得点変換を狙うゲーム。得点変換は早いほど有利です。
プレイレポート
コンプレットで上がれない不満が爆発したのか、2ゲーム遊びましたが2ゲーム目とも2カテゴリ共通セットを6点で変換しました(笑)。これができるとかなり強いです。
相手が何を狙っているのかを注視してカット(人が欲しい利益にならないカードを防御的に取る)は基本的にはしない方がよいと思います。
個人的にはある程度利益のある範囲のカードならカットするぐらいで、緩やかに楽しめば良いと思います。クニツィアにしてはカードのピックはふるゆわ系感あります(笑)。胃が痛いのは得点変換のスピード勝負の要素です。
1ゲーム目は18点で弟とタイでしたがトークンの数が多かったので、個人的にはタイブレークしたつもりでいます(笑)。2ゲーム目は弟が圧倒的20点でした。このゲームで20点は強すぎます。
十二星座ゲーム
本日のメインディッシュの1つ。ゲーマーズゲーム=長時間ゲームではないことを体現しているゲームの1つです。シンプルなルール、わかりやすいゲーム性、そして技術介入度の高いゲーム性の3つを併せ持つゲームです。
ざっくり解説
ボドゲーマのレビューがありますので、こちらをご覧ください。
プレイレポート
12個の星座のエリアマジョリティー(影響力比べ)ゲームです。星座でエリアマジョリティーをするという発想が謎ですが、ゲームとして面白く仕上がっています。
このゲームでは1位と2位の得点に大きな差がなく、1位にこだわる必要はあまりありません。いかに効率的に1~2位を取るかというのが大切になると思います。この辺が好きなところですね。
このゲームで大切なのは手番効率です。1位を取ったが1人で4~5個もコマを置いていては手番数に対して得点効率が良くありません。エリアマジョリティ全体に言えることですが、手数効率の良い得点稼ぎを意識することは大切です。
『パトリツィア』や『王と枢機卿』なんかでも同様のこと(手番効率)を意識する必要があるので、得点の手番効率を意識するのはエリアマジョリティ全体に通じる攻略法ともいえます。
中盤までは手堅く1~2位を取っていましたが、後半で遊び心を出したプレイでだんだんポジションを悪くしていきます(自業自得)。
ブラックホールを先置きして遊んでみたものの、思ったほど効果がなく、やっぱり悪手感ありますね。ブラックホールは温存したいです。
最後の最後に弟の白のコマを2つ消せるところにブラックホールを置いたら、ブラックホール同士相殺する配置にされたのはやられました。結局何置いてもダメ感ありますね。難しい選択だったと思います。
余談
このゲームでは得点チップが1と2の値しかない、非常に使い勝手に悪いチップです。なのでカルカソンヌの得点トラックを使って得点計算しています。
付属のチップを使うのではなく、別のモノで代用することを強くお勧めします。
大漁市場
本日のメインディッシュその2です。見た目はファミリーゲームのような顔をしていますが、要素の多いゲーマーズゲームです。たくさんの要素が登場しますが、どれもきちんと必要な要素なあたりが凄いです。
ざっくり解説
カードの取り合い、影響力比べ、同種集めの3本柱のゲーム性を補助する10種類の特殊効果が特徴的なゲームです。
専門用語でいうと、カードドラフト、エリアマジョリティー、セットコレクションです。この3つの融合と10種類の特殊能力の時点でかなり難しいゲームなのは、ご想像いただけるかと思います。
プレイレポート
このゲームでは通貨代わりに紫のゴムのミミズを使います。場札は4枚オープンされています。その中で1~4番目と順番が決められています。1番目のカードをピック刷る場合無料ですが、2番目以降のカードにはコスト(ミミズ)が発生します。
より先のカードを取るほどコストがかかる仕様です(4番目だと3個)。またミミズを払ってカードを取ると、取られなかったカードの上にミミズはどんどん累積していきます。そのミミズは詰まれたカードをピックした人のものです。
ミミズはカードドラフトを非常に有利にするので、ある程度の数は確保しておかないといけません。ミミズの数を得点にするカードもありますし、ゲーム終了時にミミズの所有数で順位ボーナスもあるので管理の難しい要素の1つです。
難点はこのミミズ、下のカードを非常に見にくくします。プレイアビリティの面でよくありません。また、正直ゴムのミミズは手触り等も好き嫌いがはっきり出ると思います。コインか何かで代用して遊ぶ方が個人的には良いかと思います。
最初に自分の魚の所有数のキャパ(上限)を増やす、船の願いカードを2人してピックしていましたが、船を増やす願いを取らないのは間違いでしたね。
初期状態の船のキャパがカード2枚なので終始、その制限に苦しんだ感じですね。船がいっぱいだとカードを取ることができないので、良い場面なのに船がいっぱいでカードが取れないことがしばしばありました。今回最大の失策です。
結果はビリの3位でした。弟が閉鎖した市場の魚を3体もまとめ売りしていましたが、あの時稼いだ15ドルがめちゃくちゃ大きかったですね。
今回は2つの終了条件を同時に満たしました。ルールに取り決めはなかったと思うので、協議の末どちらも最後の決算カードを適用して、罰金と決算の両方を行うことにしました。こんなことってあるんですね。
感想
ひさびさの非クニツィアの当たりです。国内では知名度が高くもなく、知名度・希少価値ともに高くはないと思います。なかなか遊ぶ機会はないかと思います。
機会があれば是非一度プレイしてほしいタイトルの1つです。しばらく布教して回ろうかなと思えるぐらいには楽しかったです。
ジェネシス
最後に友人の方が帰られた後に弟と2人で『ジェネシス』をプレイ。ジェネシスって単語は本当にいろいろなものが引っかかるので、厄介なネーミングだと思います(笑)。
ちなみに自分はバンドの方のジェネシスを検索しようとして、いろいろ違うものが出てきた思い出があります。
ざっくり解説
クニツィアの影響力比べゲームです。このゲームが最強にユニークなところは、得点対象エリアが条件こそあるものの、プレイヤーである程度好きに作れてしまうところです。凄いゲーム性と言えます。
4種類のタイルのどれを置けるかはダイスで決まりますが、6面ダイスのうち2面はワイルドなので1/2の確率で置きたい色が配置できます。
プレイレポート
得点対象エリアを小さく作りたいゲーム性に思いますが、大きなエリアの得点は大きくなることもあるので、思ったほどそうはなりません。結局うまいことデザイナーの思惑通りプレイさせられている感じがありますね。
ダイスの出目で置けるタイルの色が決まりますが、その中でベストだと思う手を探す感じです。悪くはないのですが2人でやるとよりミスをしなかった人が勝つ感じが強いです。ダイス出目の強い弱いはさほどでないように思います。
一番大きなエリアになる砂漠エリアの戦いで勝利したものの、ちょびちょび負けているエリアの点数がボディーブローのように効いてわずかに届かず負けでした。
これは2人でやるゲームではないですね。3人ぐらいは欲しいなと思いました。
今日のまとめ
・『コンプレット』は手軽に楽しめる運要素の強いゲーム
・『モットー』はレアだけど、もっと知られて良いゲームだと思います。
・『十二星座ゲーム』は見た目以上にゲーム性は真剣勝負です。
・『大漁市場』はひさびさの非クニツィアゲームのあたりでした。素晴らしい。
・『ジェネシス』は3人でやって再評価したいと思います。2人は合わなかった。
以上です。読んで下さりありがとうございました。