【加筆修正】MTGまたまた禁止改定!
こんばんは、大佐です。この前MTG(マジック・ザ・ギャザリング)の6000円以上するトップレアのウーロが禁止されて間もないのですが、MTG業界を不穏にさせるツイートが先日投稿されました。
[小ネタ]
— Jun'ya Takahashi (@rushhhhhh) 2020年10月10日
来週の月曜日づけの禁止制限告知の記事が用意されてるという話。画像ではアクセス権限で閲覧できていない。
おそらくはスタンダード環境に関するものだろう。 https://t.co/ak7zrQaGkv
この前禁止でたばかりじゃん、とか思いますが、この情報が正しければまた禁止カードが生まれそうです。詳細はこちら。
【目次】
前回の(禁止改定の)あらすじ
前回が新セット『ゼンディカーの夜明け』発売前に禁止改定の告知がされて話題になりました。MTGはデジタルで遊べる『マジックアリーナ』で新セットが一週間まえには先行解禁されます。
しかし、そのたった一週間のデジタルで新セットが先行解禁されている一週間の間に、ゲームバランスが壊れていることが判明したのでしょう。紙の発売日を待たずに禁止改定の告知がされました。
その結果が『ゼンディカーの夜明け』の紙での発売3日後に『テーロス還魂記』のトップレアのウーロが禁止されました。これが前回の禁止改定のおおよそです。
発売前に禁止改定告知がされるのは前代未聞
正確に言うと以前のMTGは決まった日に禁止カードが出る・出ないにかかわらず、禁止・制限リストのアップデートの日を定めていました。そこから固定の日で無くしたのはつい最近の話です。
なので発売前に禁止改定のアナウンスがあるのは、前代未聞といっても禁止改定の日が不定になってからの歴史はまだ浅いのです。しかし、プレイヤーの心情としては非常によくありません。
そしてさらなる禁止改定へ(加筆修正分あり)
現状、これが本当に実行されるかは不明ですし、スタンダードを含んだ変更なのかも不明です。はっきりしていることは、「今日の夜に禁止改定を発表するページを用意していた」ということだけです。そこを踏まえた上でお読みください。
本日13時に正式に公式が禁止改定を行うことを宣言しました。
【お知らせ】10月12日(PDT)、直近のトーナメントデータに基づいて、スタンダード・ヒストリック・ブロールの3フォーマットに関する最新の禁止制限告知を行う予定です。 #mtgjp https://t.co/0OcrPVzr9x
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) 2020年10月12日
スタンダードから出ることが明言されましたね。おそらく「オムベンチャー」というデッキのパーツが何か禁止されると僕は踏んでいます。
禁止になるとプレイヤー間で下馬評の高いカードはこの前発売したばかりの新セット『ゼンディカーの夜明け』のトップレアである「オムナス」、または「水蓮のコブラ」の可能性も疑われています。
今のところ登場から最速で禁止にされたのは、「記憶の壺」の45日が最高記録です。もし、「オムナス」か「コブラ」が禁止されれば、「記憶の壺」の記録を大幅に更新する負の記録更新となるでしょう。
オムナス君すでに失望売り
10月1日には3000円台後半を記録していた「オムナス」はすでに半値まで崩れています。このリークがあった10月10日の段階より前からも崩れていましたし、リークがあった10日には1500円を切る始末。
相場というのは集団心理が価格となって現れる指標です。それがウーロ禁止から右肩下がりの上、今回のリークで半値以下まで落ちています。ユーザーと小売店がオムナスについてどう思っているのか、よくよくわかるデータではないでしょうか?
MTGはオワコンなのか?
僕個人はそうは考えていません。高い賞金が掛かった大会やプロ制度などの魅力的な制度があるので、トップクラスの競技プレイヤーが簡単に辞めるということは考えにくいです。
今のところマジック・プロ・リーグ(MPL)というMTG界隈のトッププロが「MTGオワコンだから辞めるわ」みたいな話は聞きませんし、問題はないでしょう。
ただ非競技プレイヤーの引退者は増える可能性が高いですし、スタンダードというフォーマットの信用はないに等しい状態となっているかと思います。
今後も禁止は出続けると予想
ただオワコンであるという定義が「禁止が出続ける」という目線ならば、残念ながら僕は「オワコン」の可能性が高いと思っています。
今回が仮にスタンダードの話であったにしてもモダンやレガシー勢は対岸の火事かと言われると、少し疑問符が付きます。
近年はパワーインフレが比較的マシになってきたので今度発売予定の『モダンホライゾン2』ではいくらかマシになるかと思います。しかし、正直『モダンホライゾン2』から1枚ぐらいは禁止になるカードが出ても不思議ではありません。
終わりに:マジックとどう付き合っていくか?
大切なのは「マジックにどうあってほしいか」を考えることではないと思います。あなた1人の思うところはマジックのゲーム性に反映されることは稀です。
むしろMTGはゲームバランスの良い時期は稀です。『ラヴニカの献身』発売後や、『タルキール覇王譚』発売後のように多様性のある環境は比較的稀だと個人的には思っています。
僕が思うに「マジックとどう付き合っていくか」を考えるべきです。現状が理不尽だと思ったら僕みたいに引退・休止をするのも1つの手です。
逆に「マジックがどうあってもまだまだ続ける」人は続けるべきです。どちらの選択が正しいということはありません。しいて正解があるとすれば、それは自分の気持ちに素直な選択をすることだと思います。
文句を言いながら続けることほど不幸なことはないと考えています。「腹をくくってマジックがどうあっても付き合っていく」と割り切るか、引退・休止をするかの方が幸福度の高い選択ができるかと個人的には考えています。
今日のまとめ
・前回の禁止改定が如何に異例なものかをお話しました。
・今回の禁止改定が実際に実行されるかはまだわかりません。
・オムナスかコブラが禁止なら、発売から禁止までの間の負の最高記録を更新します。
・今後もマジックは禁止を出し続けると予想します。
・大切なのはあなたが「マジックとどう付き合っていくか」だと思います。
以上です。読んで下さりありがとうございます。