大佐の遊び場

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【プレイ録】12月12日らいらいゲーム会 後編

 こんばんは大佐です。今回は昨日アップロードした「らいらいゲーム会」の後編です。後半もいろんなゲームを遊びましたので、そのことをお話したいと思います。

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昨日の記事の続編です。よろしくお願いします。

 【目次】

前編はこちら

 昨日更新分の前編はこちらです。未読の方は合わせてお楽しみください。

macbeth-taisa.hatenadiary.org

チョコっと密輸 

 個人的に5人ベストだと思うクニツィアの『チョコっと密輸』を遊びます。このゲームは5人が逮捕率が50%なので一番スリリングなゲームを楽しめる人数だと思います。

プレイレポート

 まず僕から国境警備員をやります。とりあえず逮捕をちらつかせて、2人思い切って逮捕したところ。両方とも誤認逮捕からスタート。幸先悪いです(笑)。

 

 しかし、そこからメンタリストみたいに話術と演技で、誤認逮捕と大量密輸を通していきます。気が付けばトップ候補に居ました。このゲーム、カードを伏せる前から戦いは始まっていますね。

 

 大村さんが負けているので大量密輸を何度も試みますが、マークが厳しくなかなか通してもらえないようでした。

 大量密輸を逮捕すると、かなりおいしいので大量密輸しやすい下位プレイヤーもすんなり通してくれません。これは、良い点でもあるし悪い点でもあります。 

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終盤戦です。ここを逃げ切ればトップですが果たして!?

 最終ラウンドでトップ候補のJuliさんが警備員に。かなり激しい読み合いを制して逮捕されずに逃げ切りました。

 

 このゲームっていわゆる対人メタ(対人読み)が存在すると思うので、同じメンツで遊び続けると少し飽きるのが早いかもと思いました。

おばけキャッチ

 ここで大村さんが時間が来たので帰ります。『チョコっと密輸』がかなり熱い戦いだったので、少し休憩ぎみに『おばけキャッチ』を遊びました。

プレイレポート

 ようやく上級ルールで遊びました。相変わらず「正しいオブジェクト」パターンには強かったです。弟に至っては「正しいオブジェクト」を取る場合は、僕に絶対持っていかれると割り切っていると言っていました(笑)。

 この戦術のおかげで前回全然取れていなかった弟も、かなり枚数取れるようになっていました。彼の戦略は正しかったのかもしれません。

 

 上級ルールは本が書いてある時の「名前呼び」パターンが増えて、単純な反射神経のゲームではなくなります。上級ルールは必須かなと思います。かなり楽しめました。25枚ほど取っての1位でした。

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確か26枚ぐらいですね。かなり頑張りました。

 1ゲーム目に不調だったイブキさんがもう1戦希望されたので、僕は完全なディーラーに回って3人で楽しんでもらうことにしました。

 2ゲーム目はイブキさんは決して取るのが遅いわけではなかったことを証明できたようで何よりです。彼が1位でした。

コロレット

 次に遊んだのが、シャハトのカードの分配と取り合いゲームの『コロレット』です。だいぶ前に遊んだうえに、4人で遊んだことが一度もなかったという自分の中で不遇なゲームの筆頭格でした。ひっさびさにプレイ。

プレイレポート

 弟は小さく利益確定を重ね、自分も1ゲーム目はある程度は種類数を少なめにしようと努力しました。しかし、どちらかというともう少し強気な方が良かったみたいでした。2ゲーム遊びましたが、イブキさん、Juliさんに勝てずでした。

 

 結論としてはもう少し失点を恐れず、強気に行くべきですね。もう少し遊んでみたいゲームの1つです。

 10周年記念版で追加されたゴールデンカメレオンは、見たらつい確保したくなります。まっキンキンです(笑)。

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ようやく遊びました。つい最近のエディションので金のカメレオンが入っています。

ショーマネージャー

 最後にディルク・ヘンの『ショーマネージャー』を遊びました。

【ざっくり解説】

 ミュージカルをテーマにしたお買い物カードドラフトゲームです。俳優カードをお金で買って雇っていきます。この時に面白いのが待てば待つほど、俳優の価格は安くなっていきます。最初は3000で1000ずつ安くなり、最終的になんと無料になります!

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少しずつディスカウントされていく、お買い物システムが特徴です。

 しかし2000支払えば、今売りに出ている俳優カードを全て捨て札にできます。そして新たな4枚を補充します。この俳優総入れ替えは結構やるアクションですので、俳優カードのドラフトは行き当たりばったりになりやすいです。

 

 こうしてミュージカルに必要な人材を集めていって公演します。その時の俳優の合計数字がミュージカルの点数です。これをランキング形式で競い、上位の劇が高得点になります。

 ランキングは6名で競い、人数が足りない時はダミープレイヤー(数値固定)が入ります。最終的に高順位の演目が多いことを目指します。

借金のシステムとその重要性

 とにかくお金が厳しいゲームで借金が必須です。借金は公演済みのミュージカルの価値を下げることで行えます。このため、借金用のミュージカルを1つ作っておくことも必要になります。体感4人では借金はほぼ必須に思いました。

プレイレポート

 全員が1つずつ演目を公演して、借金をするところまで実演するチュートリアルラウンドを踏んだのちに本番を開始しました。

 

 ディルク・ヘンのゲームらしく制限が重くのしかかる中、その中で上手く立ち回ることが求められます。自分は結構安価で良い人材を確保することに注力しました。Juliさんとイブキさんは、俳優総入れ替えをかなり行っていました。

 

 シェイクスピアの名作『リア王』を高得点で公演して、かなり高順位にいるので勝てそうかなと思っていました。しかし、そこからガンガン抜かされてトップから、2位タイまで順位を下げました。お金の差で勝利。危うかったです。1位は弟でした。

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ゲーム終盤、ピアノが僕です。バレットは39点の1位から52点に抜かされ2位に!
リア王は1位だったのに3位まで転落。

 なかでもゲーム中印象的だったのが、9の値を持つ唯一のカードを5種類集めたイブキさんの『バレット』の52点です。すごいミラクルに思わず写真に残してしまいました。お見事!

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唯一の9のカードを5枚も!間違いなく名作!

今回のルール間違いと間違いやすいルール

 今回おそらくですが、全ての人が公演済みのミュージカルで借金ができないルールを無視して遊んでいた可能性が高いです。それをしていたとしたら、僕と弟ですね。ここは間違いやすいルールなので次回は忘れないようにしたいです。

おわりに

 今回は年末の忙しい中に5人も集まって遊んでくれたことに感謝します。大村さんはクニツィアに外れがないと言ってくださいました。ありがたいです。

 

 自分はパーティゲームや重ゲー(重量級ゲーム)でない、短・中時間の考えどころのあるゲームが好みなので、その良さを布教していけたら良いなと思っています。

 今後も流行のモノとは違う王道のゲームを布教・紹介していけたらなと思っています。

今日のまとめ

・『チョコっと密輸』は大村さんへのマークが厳しかったのが印象的でした(笑)。

・『おばけキャッチ』の上級ルールはかなり良かったです。近々レビューします。

・『コロレット』は久々に遊びました。セオリーがまだつかめていないです。

・『ショーマネージャー』は楽しいドラフトゲームでした。52点は凄すぎます。

・今後も流行のモノとは違う、王道のゲームを紹介していけたらと思っています!

 

以上です。読んで下さり、ありがとうございました。