未来の予想が増えてきているのは現在が不安だから。
今日は一言アウトプットで「未来の予想が増えてきているのは現在が不安だから」をお話したいと思います。超ざっくり目にいきます。
【目次】
現在が不安・不透明だからこそ未来を知りたい
結局はこの一言に尽きると思います。だからこそyoutubeやブログで今後の予想をされる方は増えてきているのではないでしょうか?需要が増えるから、供給が増える的な感じでとらえています。
「コロナウイルス関連の情報」と「騒動が終わった後の話」は現代のわれわれの最大の関心事といっても過言ではないでしょう。だからこそ皆こぞって未来予想を展開する。そういうことなのだと僕は捉えています。
これらの話題はブログや動画でもPVを確保しやすい鉄板の内容といって間違いないと思います。
未来の正確な予想は難しい
賢い人の意見を聞くとその人の話が現実になりそうな気がしてくると思います。だからこそ不安な時こそ賢い人の話を人は求めるものです。
そこに安心を求めるのは自由です。ですが、僕はあえて一言加えます。それは「未来の正確な予想は難しい」ということです。
直近の予報程度の近しい話を当てることは勘の良い人なら当たることも多々あるでしょう。空模様を見て雨が降ることを予測できるように、近しい事柄を当てることはそう難しくはありません。
しかし中・長期スパンでの予想はかなりの不確定な要素が入ってきます。良い方向、悪い方向ともに予想外のことが起こり得える可能性があります。
近くない事柄の予想は簡単に当たるものではないし、当たったとしても偶然の要素が強いです。以前、予想を当てた実績があっても予想を当て続けるのは困難です。
賢い人の予想は絶対ではなく、1つの意見
賢い人の意見を聞いて安心したいという気持ちや、今後のことを少し知りたいという気持ちは僕にもあります。
しかし「未来を正確に予想するのは難しいという大前提」を忘れないようにしておきたいです。それだけで大部分の未来予想を本気で信じこむことではなく、1つの意見としてとらえることができるようになると思います。
1人の賢い人の予想を頭っから信じ込むのはわりと危険だとも思います。ですが1つの意見として捉える前提であれば有用である場合も多々あります。
1つの意見だと捉えられればそこに「意見を自分でどう受け止めるか考える余地」が生まれます。未来に絶対はありません。今後がどうなろうとも自分の頭で考え、行動していくことが一番大切でしょう。
恐怖は人の思考能力を奪う
今回のように生命の危機もありうるコロナ騒動のケースでは、恐怖回避の心理から情報収集する人も少なくないでしょう。
一番恐ろしいのは人は恐怖に支配されたときほど、思考能力が低下しひどく単純にその心理に付け込まれやすいのです。こういう時ほど人は慎重にならなければいけません。
世界は少しずつだが良い方向に向かっている
僕個人は物事を「悪い方向に考えすぎる」より「少しずつだが好転している」と考えるよう心掛けています。これは皆に勧めるわけではありません。あくまでも僕個人の価値観です。
ワクチンの開発や金融政策、補助金政策など政府は異例のスピードで対応しています。今は患者数が伸びるフェーズにありますが、必ずどこかで好転のフェーズを迎えます。いつまでも流行し続ける病はありませんしね。
世界は少しずつだが良い方向に向かっている。僕はそう考えてこの危機を乗り越えていきたいものです。