大佐の遊び場

ボードゲーム、本、旅行、日々思うことなどを書き綴るブログです。

9月19日キンケッドテイル会 1/2

 こんばんは、大佐です。今日は先日大阪でやおきんさんの誘いで、ボードゲームカフェ「キンケッドテイル」さんでボードゲーム会に参加してきました。

 加えてまっきゃんさん、Spookyさん、しゅうさんの5名で主に1日遊び倒しました。今回はそのレポートです。それではよろしくお願いします。

 

 今回は旅行疲れからか1記事で書ききるのは難しいと思ったので、分割してアップロードします。2日分アップしたら1記事にまとめてPlay:gameにリンク貼ろうと思います。すみませんが、よろしくお願いします。

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大阪天王寺のキンケッドテイルへ行ってきました。

 【目次】

ロンド

 現地に着いたらやおきんさん夫婦と、僕しか居ませんでした。後から気付いたのですがSpookyさんは13時から来られるとのことでした。

 そこで3人でSpookyさん待ちの間にクニツィアの『ロンド』を遊びました。

【ざっくり解説】

 クニツィアのタイル置きゲームです。クニツィアの作品なのに手札上限がある珍しい作品です。タイル枚数ごとの得点効率を高めるプレイが重要です。よく比較対象に『クワークル』とか挙げられますが、プレイ感は全然違うように思います。

プレイレポート

 『ロンド』は両面ボードになっていますが、今回は赤の面でプレイしました。この面は迂闊にタイルを出すと、他人のアシストのなりやすい構造だと思います。

 タイルを出すとボードに書かれている分の点数が貰えます。1~5の数字が描かれているので期待値は2.5点と思いたくなりますが、4や5のマスは少ないです。体感2.25点ぐらいを意識してプレイすればよいかなと思いました。

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ゲーム序盤の様子、ルーレットみたいなボードですね。

 中盤以降にまっきゃんさんが1手分ぐらい得しているな、という状況をずっと覆せずに2位でした。3位はゲーム中2~3回パスしたやおきんさんでした。パスは得点の機会を損失するので、禁忌のアクションだと思いました。

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ゲーム終了時の様子。白(まっきゃんさん)の勝ちです。

感想

 クニツィアの『ケルト』を気に入ったら次ぐらいに遊びたい作品です。シンプルながら他人を決して無視できないゲーム性は流石のクニツィアブランドと言えます。

 良い作品なので、再販されるべきゲームだと思います。再入手できてよかったです。

 

コンプレット

 実はまだ未プレイだった『コンプレット』をプレイしました。これ結構気になっていたんですよね。見た目がファミリゲームの王道って感じがするので期待大です。

【ざっくり解説】

 1~100のタイルが描かれたものを表向き5枚、裏向き17枚(3人時)を受け取ります。表向きの5枚を受け取ったら、その数字を順番に並べます。残り17枚を裏向きのまま、間や前後にに残りの17枚を配置します。

 これを既定の方法で入れ替えたり差し替えたりしながら、全部表向きにしていくゲームです。簡単で楽しいファミリーゲームです。

プレイレポート

 ゲームは数ターンやればコツがつかめるレベルでした。悪くないのですが、技巧的にプレイできる要素はあまりなく、気軽に楽しめるゲームだと思いました。

 相互作用はあまりない(表のタイルの取り合いはあるが、順番次第で誰が取れるかほぼ決まる)ので、基本的にはソリティア感がかなりあります。

 

 とはいえ、1ゲームあたりのプレイ時間は長くないので、ソリティアでも問題ないかなぐらいに思いました。ルールを聞き終わって、しばらくゲームを理解しておらず、初期配置をよくわかっていないまましたのもあって、結果は2枚表にできず負けでした。

 とりあえず最初の1ゲームは適当でもいいから、プレイして掴むタイプの人間によくある負け方と言えます(笑)。

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またしてもまっきゃんさんの勝ち。幸先良いですねえ。

感想

 個人的には『麻雀』か『ラミィキューブ』のどちらかが好きな人はマストプレイの作品かと思います。

 表向きの捨てタイルの奪い合いはその時の巡目で決まる感あるので、ほぼほぼソロプレイだと思います。何回かやって上がり回数で競えば良いかと思います。

多重塔

 ここでSpookyさんが到着。4人そろったのでクニツィアの『多重塔』をプレイすることにしました。近年クニツィアは当たり年なのか非常に良い作品をリリースしていますが、本作もその例に外れません。

【ざっくり解説】

 クニツィアの塔建設ゲーム。塔の建設に貢献したり、捧げものをすれば貰える瞑想点(お金)を得点に変換していくゲーム。またゲーム中有利になる追加アクションタイルを購入できたりと、お金の使い道はいろいろあります。

 中でも一番ユニークなのが袋から6重の塔のパーツを引いて建設することです。このゲーム性はなかなかありません。

プレイレポート

 今回は建設を追加でできるタイルを購入しました。これを軸に戦うのは2度目です。他やおきんさんは捧げもの追加、まっきゃんさんはお買い物追加を買いました。Spookyさんのみ追加タイルなしで頑張っていましたが、これは非常に厳しそうでした。

 というものの通常の手持ちの追加アクションのコストは瞑想点が4点必要なので、3回起動すれば追加アクションタイルの購入費用ぐらいになります。明確に追加アクションタイルを買うように仕向けている要素とも言えます。

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ゲーム中盤の様子。白い塔はほとんど土台のままで放置?

 今回はお金で追加アクションをする人が多く、ゲームテンポが早かったです。したがって総ターン数が少ないと、生きにくいお買い物プレイは不発ぎみでした。まっきゃんさんも厳しそうでした。

 そうなってくると、やおきんさんと僕の一騎打ち状態でした。しかし、僕の思う相性関係からいくと捧げものプレイは建設プレイに有利なのです。

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僕の考えた追加アクションタイルの相性関係です。

捧げものプレイは、建設プレイに有利だと考えています。

 結果は1点届かず2位でした。やおきんさん強し。苦しそうだった2名とはかなりスコアを離していました。わりと初見殺しで勝った感ありますね。

 何気に凄かったのはまっきゃんさん、塔の建設ギャンブル3枚通しのみの12点。逆に凄いですね。1/2を3回通したのだから、8分の1の確率とはいえ凄いプレイでした。

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面白い上に写真映えするゲームです。もっと流行って良いと思います。

感想

 相変わらずの面白さでした。Spookyさんが袋の中で塔を組み合わせて、目標の階層を外さずに引く方法に気付かれました。これは公式の見解が気になるところですね。

 禁止してもしなくてもどっちでも良いです。しかし、ルール化してあると親切だなと思いました。

 3つの追加アクションの相性関係は3月ごろにアップした「3人ゲーム会」の回でお話しています。興味のある方はこちらもどうぞ。

macbeth-taisa.hatenadiary.org

今日のまとめ

・『ロンド』は買い戻してよかったと思う良ゲーでした。

・『コンプレット』はファミリゲームの定番感があります。

・『コンプレット』は『麻雀』か『ラミィキューブ』が好きならマストプレイ。

・『多重塔』は相変わらずの良ゲー。写真映えもするし、もっと流行ってよさそう。

・『多重塔』の3種類の追加アクションの相性関係の仮説は崩れていなさそうです。

 

以上です。明日続きをアップしたいと思います。よろしくお願いします。