大佐の遊び場

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ボードゲームの再販・日本語化は安く買うチャンス?

 こんばんは、大佐です。今日はボードゲームはプレミアがついていても、再販されると大きく値崩れしてしまうものも珍しくないという話をします。

 過去にゲームマーケットのオークションで5桁落札された実績のある名作『ビッグ・シティ』もいまや駿河屋価格ですが、新品で半額以下です。

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新品で定価の半額以下。本来の価格からすれば投げ売り状態。

 なぜこんなことが起こってしまうのでしょう。今日は僕の仮説をお話したいと思います。

 【目次】

 僕の仮説の結論

 僕としては再販・日本語化されると安くなったゲームに考えられる要因は以下の通りです。

1.単純に供給過多になる。

2.再販されるとプレミアゲームとしての地位がなくなるから

3.再販・日本語化後すぐにブームを過ぎ去るから。

 

 2はどの程度価格に影響を与えるのか不明ですし、3は供給過多なのかブームの収束なのかは判断が難しいです。

 個人的には価格というのは需要と供給という市場原理で決まるので、1の要因が大きそうです。そういう仮説で進めていきましょう。

なぜ供給過多になるのか?

 単純に思うことはボードゲーム個々の作品は、売れる絶対数がさほど大きくないと考えています。再販する企業側はプレミアがついているから「待望の再販」だと思って作り過ぎちゃうのかと個人的には思っています。

 

 ボードゲームってめちゃくちゃ種類数ありますよね。年間何個でているか正確に把握している人はいないと思います。皆知れるゲームの限界、買えるゲームの限界、遊べるゲームの限界がある中、頑張って選別して買われているのだと思います。

 そうした激しい選別がある中で、どうしても個別の作品の購入者のパイの数は多くはならないのでしょう。

日本語版もわりと供給過多ではないかなと考えます

 ボードゲームである程度売れる作品だと認知された作品は「日本語版」がだいたい出ますよね。あれ、日本語化の恩恵がないような作品でも個人的には、かなり意味があると思っています。

 日本語化されるとだいたいどこの店舗でも扱うようになります。手に入りやすくなりますね。また、その結果かよく起こるのが、供給過多の投げ売りですね。これもよくあります。

日本語版・再販は投げ売り期に入ることも珍しくない

 つまり日本語化・再販された作品は根気よく待てば、安価で手に入ることも珍しくはないです。ただし、この道は旬な話題作を遊びたいという心理、情報発信者として新鮮な作品を遊んだレポート・紹介記事を書きたい心理に逆行します。

 再販されたゲーム・日本語版を安くなるのを狙って買うのは、時代の流れに逆らう必要があるということです。投資家みたいな考え方ですね。皆が忘れたころに買うのです。

 

 冒頭で取り上げた『ビッグシティ』のように新品の半額ぐらいで買えることもありますし、アグリコラ』なんか一時1万円以上していたプレミアゲームですが、今では駿河屋で定価以下で買えます。

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かつての高額プレミアゲームの1つ『アグリコラ』。こちらも再販後、定価以下です。

個人的には再販も日本語化も大歓迎

 ただし、皆とは違う意味で歓迎していることが多いです。日本語化されたり、再販されると基本的には投げ売りのフェーズに買えたら嬉しいなと思っています。弱小でも投資家なので「良いモノを安く買う」という行為は大好物です。

 

 ただしブログやっていて、情報の旬さを逃してしまうのは結構痛手ですよ。皆は『ニューヨークズー』、『オーディンの祝祭』とか最新作の情報を求めているわけですからね。まあ、それは仕方ありません。

 新作に飛びつける財力も体力もないので、うちはうちに合ったやり方でゲームを買ってレビューしていきます。その分、他にない魅力を持つことを目指そうと思います。

 ボードゲーム界のレトロゲーブログみたいな立ち位置を目指していこうかなと思っています。

今日のまとめ

ボードゲームは再販・日本語化されると安くなりがちです。

・理由はおそらく供給過多(作り過ぎ)が原因かと思います。

・購買者の数が多くないのと、販売側が「期待の再販」と考え作りすぎるという仮説

・こういった作品は投げ売り期を迎えることが多い

・ここボードゲーム界のレトロゲーブログです。新作はたまに扱うかなレベルです。

 

以上です。読んで下さり、ありがとうございました。