大佐の遊び場

ボードゲーム、本、旅行、日々思うことなどを書き綴るブログです。

11月14日Like a Lightning会

 こんばんは、大佐です。今日は以前から予定していたゲーム会を主催させていだたきました。参加者は3名の予定でしたが、飛び入りの方が入ってくれて4名になりました。

 そのため以前の予告記事と違う内容のゲームを遊ぶことになりました。そこだけご了承ください。それでは参りましょう。

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今回の主役ゲーム『おばけキャッチ』です。以前から遊んでみたい作品でした。

 【目次】

 

 今日は篠山のLike a Lightningで友人とゲーム会です。大村さん(ハンドルネーム)前は回10月3日に遊んでくれた方と同じ方です。

macbeth-taisa.hatenadiary.org

 

 そこにお店の支配人が声をかけてきてくれたJuliさんを加えた4人で遊ぶことになりました。それではレポートに入ります。

フロカティーサーカス

 最初はJuliさんと3人で大村さんを待つことになったので、時間合わせに『フロカティーサーカス』を遊びます。初心者の方が居れば絶対遊んでもらうゲームの1つです。

プレイレポート

 全員がスタートプレイヤーを一度ずつ担当しました。高校生のJuliさんはとてもセンスの良い方で、このゲームの悩みどころをすっかり理解して遊んでいただけました。若い子の理解力の高さには驚かされます。気に行って頂けたようで何よりです。

 

 3回プレイして1度も勝てずでした。めくればバースト、低い数字を取るとトリオにならないの冴えない一日でした(笑)。

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写真を撮り忘れたのでそれっぽいのを撮っておきました。

ペンギンパーティー

 大村さんが合流したのでわかりやすく楽しい『ペンギンパーティー』を遊びます。僕の中でのゲーム初心者の必須科目ゲームの1つです。このゲームいくつか販売した実績があるぐらい人に勧めて回っています。

プレイレポート

 弟が一度上がってリードし、終始リードを保っていました。最終ラウンドに全員が協力して上がりを目指すべき場面などが生じましたが、有利な弟に全員不幸になるようにブロックされて、そのまま逃げ切られました。

 このゲームはシンプルにトレンド読みと、協調すること、ところにより裏切ることの大切さがわかる良いゲームです。シンプルに妨害の楽しさもありますし、本当に良いゲームです。

 

 印象的だったのが2ラウンド目の最下段に赤ペンギンが全く置かない展開になったことです。自分の手に1枚しか赤ペンギンがないのでやったのですが、思ったほど点差が付かなくて残念ですね。こんなプレイもできるので好きですね。

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いきなり赤ペンギンが死んだ2ラウンド目。全く酷いことをしますね(張本人)。

アルハンブラ

 皆こなれてきたころだと思うので本格ゲームを出します。赤ポーン受賞作の『アルハンブラ』です。シンプルなお買い物ゲーム『シュティムト・ゾー』に箱庭要素を足したゲームです。

ざっくり解説

 4種類の通貨を場から取り合う形で手に入れ、それを使って買い物するゲームです。買い物したタイルで箱庭を作り、6色の建物の個数で最多を争うゲームです。

 元々が株式ゲームだと思えば、この得点システムはわかりやすいのですが、建物の最多数で競うというのは少し非直感的です。

 

 一番ユニークなのは通貨の支払いは過払い時にはおつりがでないことです。また丁度の金額で購入できたら追加手番が発生するというのは、かなりダイナミックで良いと思います。

プレイレポート

 総じて通貨マネージメントの上手な人が有利な印象があります。僕と大村さんがよく丁度の金額で建物を購入し、ボーナスターンを得ていました。そのため最終スコアで2人が上位を争ったのは必然だと思います。

 基本的に狙いの建物を買うのが4人では困難なので、噛み合いや巡りの要素が大きくなります。それらに恵まれていなかった弟とJuliさんは苦しそうでした。

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僕の作った箱庭です。全然泉が中心ではないです。酷い形です(笑)。

 また建設のルールは壁がかなり制限として大きいです。パズル的にきちっと嵌められると気持ちいいのですが、それができないとかなりいびつな形のアルハンブラ宮殿が出来上がります(笑)。

 結果は2位でした。わずかに及ばなかった。シンプルで楽しいゲームだと思いますが、個人的には壁のルールが野暮ったいです。3人でもう1プレイしたら、『シュティムト・ゾー』ルールで遊びたいと思います。

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最終スコアです。大村さん(黄色)が1位。僕が2位(青)です。

おばけキャッチ

 前々から一度は遊んでみたいゲームでした。本当はハロウィーンに遊びたかったのですが忘れていたので今更になりました。

ざっくり解説

 カードの指示に従って、5つのオブジェクトを取り合うリアルタイムゲームです。ここで面白いのが「カードに描かれたものを取る」のと、「カードに描かれたものの色も形も一致しないものを取る」のと2パターンあることです。

 

 さらに上級ルールを入れると本が描かれている場合は、オブジェクト名を言う必要があります。これもまた試してみたいですね。

プレイレポート

 今回は基本ルールのみでプレイ。シンプルに奪い合いのゲームです。特別に僕が全てターンでめくり役をしました。コマを取る時はカードをめくった手で取るハンディキャップをあえて背負いました。

 実際にやってみると凄い面白いです(突然、語彙が貧困になるアレ)。シンプルに支持に従ったものを奪い合うゲームなのですが、めちゃくちゃ楽しいですね。

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可愛らしいコマと、絵柄のカードがいいですね。写真映えします。

 自分はカードに描かれたものを取るパターンに強かったです。逆に描かれていないものに強かったのが大村さんです。ここで得手不得手が分かれるのは面白いですね。

 全てのターンでめくり役をしながらも大村さんに1点差で勝利。次は上級ルール(本のルール)も入れて遊んでみたいです。

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全てめくり役をして、めくるのと同じ手でしか取らなくても22点取れました。

たぶんこのゲームが得意です。

カタカナーシ

 これは支配人のお勧めでした。たまには違う毛色のゲームを遊んでみようと思い、説明書を読んでプレイします。何か間違っていたらすいません。

ざっくり解説

 出題者を最初はランダムに決めます。出題者はカタカナを使わずにお題に選ばれたカタカナ言葉(例えば「サッカー」、「ホームページ」等)を人に伝えます。

 回答者に正解を言ってもらえれば、出題者と正解者が同時に1点ずつ得点します。そして正解者に出題権が移ります。これを誰かが10点になるまで繰り返すだけです。

プレイレポート

 今回はイベントカードなしの基本ルールでのみプレイ。

 遊んでみて思うのが全員不正解の時は出題権が移動しないことに疑問を感じました。説明の苦手な方が1人いたのですが、この方がずっと出題権を持ったまま、伝わらない微妙な空気のまま何度も出題させられていました。軽い地獄だと思います。

 

 まず、出題権利が均等でないのが激しく疑問です。苦手な人を平気で置き去りにするゲームデザインだと思います。もう少し万人に遊べるよう工夫の余地があると思いました。

 なので以下のハウスルールで補いました。

1.一定時間が経過して未回答の人が居る場合、全員不正解でお題を選びなおす。

2.出題者の知らないお題が選ばれた場合、それはなかったものにする。

 

 2回やって1回勝利の2回目は最下位でした。出題機会を得られるかどうかが全てです。回ってこないとまったく面白くないので、出題機会だけでも均等にしたほうがいいなと思いました。

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1回目は圧倒的差で勝利。

説明は自信あるので、出題者が回ってきたらほぼ外しませんでした。

ごいた

 最後にペア戦ゲームの『ごいた』を遊びます。大村さんは「放課後サイコロ倶楽部」、Juliさんは単純に経験済みと、かなり知名度の高いゲームみたいです。良いゲームが知られているのは良いことだと思います。

プレイレポート

 まずはJuliさんとのペアを組みます。手札が強く、やたら王2枚回ってきます。全員にシャッフルして配り直しをお願いしているのですが、すごくツイてたのだと思います(笑)。1回目は確か勝ったと思います。

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1回目。Juliさんとペアでした。終盤は手札の強い自分が無双した記憶があります。

 2回目は大村さんとのペアです。1回歩5枚の手札が入って相談したのですが、配り直しを相方に拒否されました。その回では大村さんはきっちり勝っていたので、大村さんはこのゲームをしっかり理解していることがわかります。彼はなかなか筋がいいです。

 とはいえ、最後の最後に2点届かずに負けました。こっちのペアも強かったのですが、相手のペアも強かったです。良い試合でした。

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2点差で負け。惜しかったです。みんな飲み込みが早いです。

総合感想

 正直『カタカナーシ』だけ合わないゲームでしたが、他はどれも素晴らしいゲームでした。『カタカナーシ』は流行ゲーム『ボブジテン』とかなり似た部分があるらしいです。なぜこれが流行っているのかは僕にはわかりませんでした。

 『アルハンブラ』はちょっと壁の配置制限が野暮ったいですね。それを除けばかなり良いゲームでした。シンプルなお金ドラフトとお買い物ゲームです。

 

 『おばけキャッチ』は見た目以上に楽しいです。パーティーゲーム1つでもプロのデザイナーのゲームの凄さを痛感する出来でした。シンプルで楽しかったです。

 残りは定番ゲームなので感想はなしです。どれも良いゲームです。

今日のまとめ

・『フロカティーサーカス』と『ペンギンパーティー』は本当によく遊びます。

・『アルハンブラ』は壁の制限が強いです。今度は3人で試してみたいです。

・『お化けキャッチ』はシンプルで楽しいです。食わず嫌いするのは勿体ないです。

・『カタカナーシ』はたぶん自発的にプレイすることはないでしょう。

・『ごいた』も定番ゲームですね。いろんな人とペアを組んで遊びたくなります。

 

以上です。読んで下さり、ありがとうございました。