大佐の遊び場

ボードゲーム、本、旅行、日々思うことなどを書き綴るブログです。

欲しいモノがあるなら何かを売却して買う

 こんばんは、大佐です。今日は「欲しいモノがあるなら何かを売却して買う」という話をします。これは僕の1つの行動哲学みたいなもので、欲しいものを我慢したくなければ「何かを売れ」というルールを僕が自分自身に課しているという話です。

 何か参考になる部分があればと思い、お話させていただきます。お役に立てれば幸いです。それでは参りましょう。

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売ったお金で新しいものを買う。シンプルながら良いマイルールだと思っています。

 【目次】

 

なぜ売るのか?

 結論からいくと以下にまとまります。順番にお話していきます。

1.買うオンリーでは家のスペースが圧迫される一方になる

2.管理・保管のコストは無料ではないから

3.売ってでも買うという選択肢があると、過剰な我慢をしなくて済みやすい

4.売る習慣をつけておくとリセールバリュー(再販売価格)を意識して買い物する

5.欲しいモノをどうやって買うか考えるのは単純に楽しいし、建設的。

1.買うオンリーでは家のスペースが圧迫される一方になる

 これは避けがたい必然です。特にボードゲームのようなスペース圧迫率の高い大きな箱モノを買っている人には思い当たる人が多いと思います。

 よくポチり過ぎた人が「棚が爆発する」なんて漏らしているのをTwitterで見ますが、あの発言はまさにスペースの問題に直面した人が口にしていますね。

 

 自分も非常によくわかります。買ったゲームをなんとかして棚に収めるの面倒なので、しばらくテーブルの上によく放置していたりします。すぐ整理するクセをつけないとダメだなとか思いながら、ついやってしまいます。

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棚に収めるところからゲームな気がします(笑)。

 単純に買わなければ場所の問題に直面しないのですが、それができれば苦労しません。となると、場所的な観点から保有できる限界を考えることが大切だと思います。線引きをある程度してゲームを購入されることを僕はお勧めします。

2.管理・保管のコストは無料ではないから

 これも多くの人が目を背けたい真理です。正直書いている自分もやや耳が痛いです。よく買ったものを補完するスペースが多すぎて、生活スペースが圧迫されている人に言われる言葉があります。

 それは「モノのために家賃を払っている」という状態です。例えば極端な例ですが、家のスペースの8割をボードゲームの保管場所に取られていたら、「家賃の8割はボードゲーム保管費」という考え方もできますね。

 その究極系が保管スペース確保のために「ボードゲームのために部屋を借りる」です。僕も知っている人に1人いました。通称ボードゲーム倉庫で遊ばせてもらった事がありますが、その保管量は圧巻でした。

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彼はアパートの一室を借りて、そこを倉庫としていました。

 保管場所を取られ過ぎるとモノのために家賃を払っている状態に陥ってしまいます。なので置いておくだけで管理・保管コストがかかっていると僕は考えています。そのため、定期的に遊んでないもの・使っていないものを売却するようにしています。

3.売ってでも買うという選択肢があると、過剰な我慢をしなくて済みやすい

 欲しいものがあるけどお金がないから我慢!という考え方はある程度は成立します。しかし、人間は論理より感情で動く生き物です。なかなか論理だけで行動できません。

 自分が欲しいゲームは主に絶版の出物が多いので、タイミングを逃すと次がいつになるのか問題が常にあります。なので我慢すると次がいつになるのかわからないので、本当に我慢するのが難しいです。

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出物があるうちに買い戻したかった『スペクタクラム』

 そこで売って買うという選択肢があると、貴重な機会を逃すこともなく、金銭的な問題もクリアできます。一石二鳥ですね。自分からするとこの解決法が無ければ、破産するか我慢し過ぎで一周回って、ボードゲームの趣味を引退してしまいそうです(笑)。

4.売る習慣をつけておくとリセールバリュー(再販売価格)を意識して買い物する

 これメチャメチャ大事です。リセールバリューを意識する話は過去にもしましたが、特に高額のプレミアゲームを買う時に助けになります。

 最近のモノで言うとニンテンドースイッチのソフトなんか1個の単価は高いですが、リセールバリューを意識すると実はそれほど高くないものの筆頭です。

 『スーパーマリオ3Dコレクション』を買って遊びましたが、諸経費除いても4500円ぐらいで売れました。およそ2000円ぐらいで遊べた計算になります。

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ソフトは6500円ぐらいしました。差額2000円で遊べた計算ですね。

 リセール価格を意識する買い物をするということは、実質的な資産価値を目減りさせずに欲しいモノを手にできることを意味しています。凄いことですよね。売る習慣がつくと、自動的にといっていいぐらいリセール価格を意識して買う習慣がつきます。

5.欲しいモノをどうやって買うか考えるのは単純に楽しいし、建設的。

 最後です。「どうやってほしいものを手に入れるか」を考えるのは単純に楽しいという話です。ゲームの攻略やクエストを達成するイメージです。ゲーム感覚で楽しめます。

 「あれとこれ売れば、これが買える!」みたいに、お題を達成すると報酬が貰えるみたいな思考回路が形成されてきます。あれこれ工夫して手に入れる過程は考えていて楽しいです。そして単に我慢するだけや、お金で解決するより頭も使います。

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「クエストを達成すれば報酬が貰える」みたいな感覚になれますよ。

 『金持ち父さん、貧乏父さん』でも「欲しいモノがあれば、それをどうやって買うのか考えなさい」と言うようなフレーズが出てきます。お金持ちは欲しいモノを工夫で手に入れるということだと自分は考えています。

 何よりこの思考回路が形成されると、本当に必要なものを取捨選択でき、保管コストの問題・お金の問題が解決させ、お金を工面するセンスも磨かれます。困った時もなんとかお金が作れるようになれば、かなり心強いですよね。

 この恩恵は習慣になった時に初めてありがたみに気付けます。是非トライしてみてください!

おわりに

 以上です。欲しいモノがある時は何かを売って買うことを僕がなぜやるのかを説明させてもらいました。モノを処分するということは、リスクがあります。しかし、それを超えた先には結構リターンがあるという話が今回はできたのではないかと思います。

 もちろん、買い続ける選択肢を否定する内容ではないのでご注意ください。保管場所を別に用意して買い続けるのも、1つの選択肢です。自分に合う方を実践してより良い、趣味ライフを追究していきましょう!

今日のまとめ

・買う一方では保管場所の問題に必ず直面する。

・管理と保管のコストは無料ではない。モノのために家賃を払うという意識を持つ。

・売却して買うという選択肢は、過剰な我慢をしなくて済む。

・リセール価格を意識して買い物する習慣が身につく。

・どうやってほしいモノを手に入れるか考えるのは、ゲームみたいで単純に面白い

 

 以上です。読んで下さり、ありがとうございました。