ボドゲーマ攻略法 書いてはいけないレビュー編
こんばんは、大佐です。今日はボドゲーマ攻略記事シリーズの第2弾「書いてはいけないレビュー編」をお話したいと思います。
今回の話では有益性がある無しのレベルの話の先の話です。自分は真似してはいけないと思う、書いてはいけないレビュー3パターンを提示します。
しかも2パターンは先駆者(成功者)が居るパターンです。それがなぜいけないのが、論理的に説明したいと思います。それでは参りましょう。
【目次】
大前提の話
今回の「真似してはいけないレビュー」の2つは実際の神クラスの人のものです。ちなみに彼らはランクによるブランディング、自分の作風が世に受け入れられているため問題なくそれを行ってPVが十分数稼げます。しかし、ご新規さんが真似するのはリスクが大きいというものです。
くれぐれもこの2者のレビューがダメというわけではありません。真似をしてはいけないというだけです。例えていうなら、運動したことない人間が綱渡りや、バク宙するみたいなものです。
持ち前の運動神経がかなり良くないといきなり真似できることではないように、文章にも同じことが言えると考えています。
結論
自分が思う真似してはいけないレビュー3選は以下の通りです。
1.短すぎるレビュー
2.オグランドさん方式
3.Maroさん方式
1.短すぎるレビュー
具体的にどれぐらいの短さかというと、個別ゲームのレビューページの1人1人のプレビューが表示されるページがあります。ここで全文表示され切ってしまうレビューです。
これがなぜいけないかというと、タップ・クリックして続きを読む必要がないからです。プレビューで全文読めてしまうので単純にPVに繋がらないからです。せっかく書いたのにこれでは悲しいです。
まあ、PVがどうこうの前に初心者が感覚をつかむためにやっている分には良いかと思いますが、PV数を意識するようになったらそこそこ長めのレビューを書くことをお勧めします。
2.オグランドさん方式
神様の1人オグランドさんです。「ボードゲームを1000個持っている」でおなじみの方です。彼のレビューのフォーマット(形式)はおおよそ決まっていて、良いところ、悪いところを1点ずつ挙げてから、3つの5段階評価を載せているという形式です。
正直この方のレビューの強みは「ゲーム1000個持ち」、「神のランクブランディング」の2つの翼あってこそだと思います。そのどちらを欠いてもダメですし、片方だけでもダメです。彼ならではのやり方なので真似しないのが賢明です。
彼が成功者なのは間違いないのですが、真似してよい再現性の高いやり方ではないというだけです。まあ、あまり真似されている方はいませんが念のため書いておきます。
また僕は個人的に点数評価はお勧めしないとも過去に明言しています。詳細はこちら。
3.Maroさん方式
次の方はこちらもまた神様のMaroさんです。彼は非常に良いレビューを書かれます。隠れた名作から王道作品、ずっしりした長時間ゲームの傑作など、濃い情報を求める方向けのレビューを書かれる貴重な方です。ファンも多いでしょう。
とても良いレビューを書かれる方ですが、彼のレビューもご新規さんが真似するにはリスクが高く再現性という意味では、難しい人だと思います。その理由をお話します。
1.単純にレビューが長め
Youtuberのまこなり社長さん言う「文字壁職人」に近い方です。とにかく隙間がなく字が多いです。彼の文章レベルだからこそこれで読める文章になっています。初心者さんが真似すると単に長いだけの、読む気を無くす文章に陥りがちだと思います。
ちょっと前に新参レビュアーを推す記事を書きましたが、Hideさんもこの傾向が強いなと思いました。ただ彼のは専門用語が控えめです。
字が多く敷き詰まっていると、今何の話をしているのかあいまいになりやすいです。「受け手が今何をイメージしながら文章を読んでいるのか」を想像しながら書く必要があります。これはとてもレベルが高いです。
2.専門用語が多い
おもに彼のレビューはコアユーザー(上級者)をターゲットとしているので問題ないのですが、少し専門用語が多いですね。
専門用語を使うとターゲットが上級者になりやすいです。ボドゲーマさんはライトユーザーも多いはずですので、専門用語は極力使わない方が新規のファンを獲得しやすいかと思います。ほか、僕が専門用語を嫌う理由はこの記事でお話しています。
特に国産ゲームのようなライトユーザー層が多く占めるゲームで、古くからのゲーマー用語を連発すると絶対ダメだと思います。使うなら上級者をターゲットにするぐらいの気持ちでいくと良いでしょう。
具体的なアクションプラン
今までのやってはいけないことから逆算して出してみます。
1.レビューは長すぎず短すぎず
2.文章中に区切りをつけて、今話している内容を明確にする
3.点数評価はしない
4.専門用語は極力使わない
完全にポジショントークです本当にありがとうございました(笑)。ほぼ僕のやり方ですね。とはいえ、僕のやり方は、凡人の戦術を地で行くので再現性が高く真似しやすいと思います。
1行目のキャッチコピーは完全に個性が出るやりがいのある要素ですし、なんとでも弄りようがあるやり方だと思います。
差をつけるのにしても思い出話を乗っけたり、自分ならではの遊び方を乗っけたりと簡単に差別化もできるでしょう。
解説・長所・短所・感想の4章構成はまんま「起承転結」です。このテンプレートは非常に扱いやすい初心者要素でもあります。時折形を破って使うことで上級者的な運用も可能だと思っています。非常に柔軟性が高いと思います。
まだ使っていない人はこれを機会に取り入れてくれることを検討してやってください。もしかしたら格段に引き締まったレビューを書けるかもですね。
今日のまとめ
・真似してはいけないレビュー3パターンを発表しました。
・短すぎるレビューはプレビューで全部読めちゃうので、PVが稼げません。
・オグランドさん方式は他人が真似するリスクが非常に高いです。
・Maroさん方式はご新規さんが真似すると読みにくい文章になる可能性が大です。
・お勧めは僕のフォーマットです。初心者から上級者まで幅広く扱えるでしょう。